ウガンダ初のUFCファイターのオナマ。ローカル8戦全勝全フィニッシュでUFCと契約したが、初戦は判定負け。そこからまた2試合連続フィニッシュ勝利したものの、緊急出場だった前戦はネイト・ランドワー相手に1Rダウンを奪ったものの、ガス欠となり判定負け。ジェームス・クラウスのジムに所属していたが、クラウスが賭博に関わる不正を行った疑惑で追放され、今回から別のジムに移籍して初の試合となる。29歳。
サントスは今年3月に試合9日前の代役として緊急UFCデビュー。敵地イギリスでリローン・マーフィーと対戦し、カーフキックを効かせたものの、緊急出場のためか後半手数が減りスプリット判定負け。キャリア初黒星を喫した。26歳。
パンチを打ち込むサントス。ヒット。パンチから虚を突いてタックルへ。しかし倒し際にこらえたオナマが上に。サントスのガード。腕十字を狙うが入れず。下から蹴って立った。右を当てたオナマだが、詰めるサントス。プレスされケージを背負うオナマ。左を入れるサントス。左ミドル。さらに左フック。ヒットしぐらついたオナマ。また左。ケージを背負うオナマ。タックルに入るオナマだが、切ったサントスが腕十字!なんとか腕を引き抜いたオナマ。サントスのガード。ガードから連続で腕十字を狙う。肘を抜いて防いだオナマ。離れたところでサントス立った。オナマ首相撲から膝。肘。サントスタックル。今度は倒した。オナマのガード。残りわずか。オナマが立ってパンチを打ち込んだところでホーン。
1Rサントス。
2R。パンチで出るサントス。オナマもパンチを返すが、ケージを背負ったところでタックルへ。バックに回った。ケージを蹴ってグラウンドに持ち込むと四の字バック。オナマ強引に反転。サントスガードから三角を狙うが密着して防いだオナマ。インサイドから肘!パウンドを入れる。サントスケージ際まで移動し立った。離れる。じわじわと出るサントス。しかしちょっと手数が減っている。オナマが下がりながらもパンチを入れている。残り1分。オナマの右がヒット。さらにアッパーがヒットしサントス後方にダウン!パウンド!KO!
2勝2敗 vs. 0勝1敗のメインカード抜擢だったが、噛み合って面白かった。
序盤は劣勢だったオナマだが、2Rにインサイドから肘を効かせたあたりで形勢逆転。
サントスはガードからの仕掛けも速くいい選手ではあったが、またも初勝利はお預け。