UFC on ESPN48:第5試合・ジョアンダーソン・ブリート vs. ウェスティン・ウィルソン

フェザー級

ブリートはUFCデビュー戦ではビル・アルジオ相手に積極的に攻めたがタックルを着られる展開で判定負け。2戦目は中堅のアンドレ・フィリに序盤にパンチでダウンを奪ってパウンドで秒殺KO勝ち。前戦は1週間前に代役でUFCデビューを決めたルーカス・アレクサンダーから、ハイをかわしてバックについて、背中に乗ってチョークを決めて1R一本勝ちで連勝。28歳。

今回もまた、直前でフセイン・アスカボフが欠場となり、UFCデビュー戦のウィルソンとの対戦に。ウィルソンはローカル16勝7敗と勝率が低く、34歳と若くもない。フィーダーショーのLFAでさえ0勝3敗で、直前の代役でなければUFCとの契約は果たせなかったレベル。ウィルソン勝利のオッズは9倍と、大幅なアンダードッグ。昨年7月には元UFC石原夜叉坊に1RKO負けしている。高校までレスリングをしていたが、麻薬取締官の父が仕事でブラジルに転勤となり、移住した際にレスリングができなくなりMMAを始めた。柔術茶帯、空手黒帯。現在はソフトウェア会社を経営している。

詰めていくブリート。ウィルソン圧されてケージを背負う。サークリング。左右のパンチッをもらったウィルソン。なんとかクリンチで凌ごうとする。ブリートダブルアンダーフック。投げから後ろに倒してテイクダウン。サイドで押さえ込んだ。マウントを狙ったが、ハーフにしたウィルソンが下からヒールを狙う。しかしブリートが上からパウンド。今度は膝獣宇治。けっこうタイトだが、ブリート起き上がりパウンド。打たれて放したウィルソンになおもパウンド。連打をもらいレフェリー止めた。

ブリートこれで3試合連続1Rフィニッシュ勝利。代役デビュー戦の相手が続いた幸運もあるが。13位のダン・イゲ、15位のアレックス・カサレスに対戦をアピール。しかしここ2戦は相手が弱すぎただけなので、ランカー挑戦にはまだ早い気がする。

ウィルソンは一瞬膝十字を決めかけたのが唯一の見せ場。打撃でも顔を背けていたし、今後も期待薄。

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