PANCRASE335:第6試合・近藤有己 vs. 佐藤豪則

73kg契約。

昨年は鈴木戦、GLEATでの井土戦と2連勝で、5年ぶりの連勝となった近藤。MMAルールでの連勝となると2014年以来8年ぶり。佐藤とは2010年にミドル級暫定王座防衛戦で対戦し、近藤が判定勝ちしている。47歳。

38歳で5年半ぶりの復帰戦となる元ウェルター級王者佐藤。パンクラスでの最終戦は10年前の鈴木槙吾戦で、その後UFCと契約し王座返上。現在はBattle-Box所属で、試合のブランクはあるものの、選手兼トレーナーとして宇佐美正パトリックらと汗を流している。

体の仕上がりを見る限りはブランクは感じさせない佐藤。

いつも通りの構えで詰めていきローを入れる近藤。ワンツー。佐藤もワンツーを返した。右ハイ。近藤カーフキック。佐藤詰めてワンツー。右フックをダッキングしてかわした近藤。佐藤もローを返す。左を入れた佐藤。佐藤がパンチで出る。ジャブ。ローの蹴り合い。一瞬組んだ佐藤だが、近藤の指が目に入りタイムストップ。再開。ホーン。

1R三者佐藤。近藤は手数が足りない。佐藤はかつてはグラップラーだったが、今日は組みに行かない。

2R。左を入れた佐藤。四つに組んだが、引き剥がした近藤。蹴り・パンチで手数を出す佐藤。ジャブ。ローを入れる佐藤。手数では佐藤。近藤も返しているが単発。残り1分。パンチから前蹴りを入れる佐藤。残り20秒でワンツーを入れた近藤。詰めていくがホーン。

2R三者佐藤。近藤終盤になってようやくパンチをまとめられるようになったが、フィニッシュが必要に。

3R。先に手を出していく近藤。佐藤はジャブで止める。左を当てた近藤。ジャブを入れる佐藤だが出ていく。佐藤は久々の試合でスタミナも厳しいか。詰めていく近藤。前蹴り。ワンツー。カーフ。組もうとした佐藤だが引き剥がした近藤。佐藤の打撃が単発になっている。残り1分。残り20秒で組み付いた佐藤。スタンドバックに。近藤向き直ったがタイムアップ。

29-28×2、30-27の3-0で佐藤豪則が復活の勝利。

しかし久々の試合で終盤スタミナ切れ。

近藤はギアが上がるのがちょっと遅かった。

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