PANCRASE336:セミファイナル・住村竜市朗 vs. 草・MAX

ウェルター級。

元DEEP王者住村がパンクラス初参戦…と思いきや、過去大阪大会に出場していたし、その時の相手も草MAXだった。2017年、長谷川賢に勝利しベルトを獲得すると、2度の王座防衛に成功。その後、RIZINで2勝1敗(木下憂朔戦の反則勝ち含む)、Bellator JAPANではジョン・タックにKO負け。暫定王者阿部との王座統一戦の前に、ノンタイトル戦の鈴木槙吾を優先し王座返上。鈴木にKO負けし、次戦で嶋田に判定勝ちすると、DEEPではほとんどの選手と対戦したということで、環境を変えるために主戦場をパンクラスに移すことに。37歳。

草は2011年にパンクラスネオブラ優勝。その後は勝ったり負けたりしながら、2020年以降はHEATに出場し、ライト級王座を獲得(昨年5月に王座陥落)。昨年9月には階級をウェルターに上げて、修斗ライト級王者西川大和と対戦し、判定負けしている。42歳。

8年前の対戦は住村がチョークで一本勝ちしている。

ワンツーを入れた草。住村組みに行くが、クラッチを組ませない草。無理せず離れる住村。住村のワンツーをかわした草。草の左をかわしてタックルに入った住村。テイクダウン。インサイドから鉄槌を入れる。パスしてサイドに出た。背中を向けて立とうとする草だが、住村たすきに取ってバックマウントを狙う。足を組ませず立ったが、住村すぐに倒してテイクダウンしハーフに。ハーフの足を抜こうとした住村だが抜けない。残り30秒。草はケージ際で立とうとする。残り10秒で立つと、住村距離を取る。ホーン。

1R三者住村。

2R。住村のタックルに膝を合わせた草だが、そのまま組んだ住村がテイクダウン。ハーフ。肩パンチを入れる住村。下の草はハーフの足を二重絡みで耐えるだけ。細かい打撃を入れる住村。サイドに出た。背中を向けた草が立とうとするが、バックから押さえつける住村。一本足を絡めてハーフバック。ホーン。

2R三者住村。

3R。詰めてきた住村に左を当てた草だが、住村そのまま組み付いてテイクダウン。サイドで固められ続ける草。残り3分のところで背中を向けて立とうとする草だが住村がバックマウントに。草ケージ際に移動し、片膝を着いた体勢になるが、バックでクラッチしたまま膝を入れる住村。動くしかないはずの草だが、両足フックをさせないように防ぐのが精一杯。立とうとしたがまた投げられ押さえこまれてタイムアップ。

判定30-27×3で住村勝利。

草に何もさせない完勝。

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