PANCRASE336:第4試合・大塚智貴 vs. 松井斗輝

フライ級。大塚8位。

CAVE大塚は2021年にネオブラを制覇。しかし昨年のネオブラ後の初戦は2020年のネオブラ準優勝谷口にギロチンで秒殺一本負け。その後は前田に判定勝ち、2019年ネオブラ準優勝赤崎にギロチンで一本勝ちして2連勝中。29歳。

パラエストラ柏の松井は中学から大学2年まで続けたボクシングがバックボーン。しかし組みでも勝負したいと言うほどグラップリングも強化している。GRACHANでデビューし4連勝すると、今年3月のパンクラスデビュー戦は、ベテラン佐々木亮太のタックルを切る展開から、3Rに仕留めに行きKO勝ち。キャリアは浅いが、平良や鶴屋をマネジメントするイリディウム・スポーツ・エージェンシーからマネジメントされている。名前の由来は北斗の拳のトキ。23歳。

じわじわ詰めていく松井。大塚タックル。両脇を差して入れ変えた松井。離れた大塚。松井左ハイ。プレスする。ジャブ。大塚パンチで出てタックルへ。ケージでこらえる松井。入れ替えて肩パンチ。膝を入れて離れる。飛び込んだ大塚、タックルではなく左フックでヒット。しかし松井の右ボディが脇腹に入る。パンチが工作して組んだ大塚だが、松井ケージまで押し込んだ。大塚首相撲。離れ際に松井が左ボディを入れる。松井飛び込んでワンツー。ホーン。

1Rオープンスコア三者松井。

2R。左を当てた松井。ジャブで詰める。大塚左を入れながらタックルに入るが切られた。大塚左ミドル。松井ワンツー。ジャブを入れる松井。大塚左フックを空振りしたが、そのまま組み付いた。四つに。が、ケージに押し込み脇を差す松井。また肩パンチ。離れ際に松井のボディがヒット。しかし大塚がワンツーを打ち返してもらった。下がった松井。大塚追ってタックル。テイクダウン。ケージを使いすぐに立った松井。またシングルレッグでテイクダウンを狙う大塚。離れ際にパンチを入れた。残り1分。松井出ていく。ワンツー。詰めようとした大塚にパンチがヒット。大塚タックルのフェイントから離れる。残り10秒で大塚が組もうとしたが、逆に倒した松井。サイドで押さえ込んだところでゴング。

一者大塚、二者松井。

3R。大塚が頭を下げてタックルのフェイントからワンツー。松井が左右のパンチで出るが、大塚下がりながらパンチを出す。大塚シングルレッグ。ケージでこらえる松井。離れた。大塚左右のフックを強振するが、バランスを崩しスリップダウン。が、松井立たせた。スタンド。ジャブを入れる松井。ワンツー。大塚消耗してきた。両者の左がヒット。しかし大塚押され気味。残り1分。ジャブ、ワンツーで出ていく松井。大塚鼻と口から出血。松井左ハイ。詰める松井に大塚逆転を狙った強打を振っていくが、残りわずかで松井がタックルに入りテイクダウン。タイムアップ。

30-27、29-28、30-27の3-0で松井勝利。

松井がパンチで終始リードし完勝。大塚もタックルとパンチを混ぜて何度かヒットさせ、簡単にはやられなかった。

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