ヘビー級5分5R。アスピナル5位、ティブラ10位。
地元のアスピナルは、昨年7月のロンドン大会でメインに登場し、カーティス・ブレイズと対戦したが、開始直後に放ったローをカットされ膝を負傷。わずか15秒でTKO負けを喫してからの、1年ぶりの再起戦。勝てばタイトル戦線に入っていける状態からの、手痛い停滞となった。父の道場で学んだ柔術と、タイソン・フューリーのスパーリングパートナーを務めるボクシング技術が武器。30歳。
ポーランドのティブラはUFC11勝6敗。直近8試合では7勝1敗と大きく勝ち越している。ただし、勝った相手のうち、上位ランカーはウォルト・ハリスのみで、あとはランク外の中堅や下位ランカー相手の勝利。21年に組まれたヴォルコフ戦は、タックルを切られる展開で判定負けしている。テイクダウンからの押さえ込みが武器。37歳。
ハイを放ったアスピナル。パンチで出たティブラにアスピナルがコンビネーションを入れる。ティブラの大振りのパンチは距離を取ってかわした。飛び込んで肘。さらに右を打ち込むとティブラ後方にダウン!すかさずパウンド連打!KO!
アスピナル、地元で復活の勝利。