女子フライ級。
地元勢でも他にランカーがいるにも関わらず、人気によりセミに抜擢されたマッキャン。前戦はエリン・ブランチフィールドに1Rキムラで一本負けしたが、その前の2戦はいずれも地元ロンドン大会で、バック肘からKOしてパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞している。ボクシング・空手・キックがバックボーンのストライカー。33歳。
ストリアレンコはかつて日本に在住し、SEI☆ZAに出場していた経験がある。18年のTUF28女子フェザー級に出場。3位決定戦でUFCデビューしたが、敗れてUFCとの契約はならず。その後、ローカルイベントで4試合連続の1R腕十字による勝利を含む5連勝でUFCと再契約したが、ここまで1勝4敗。減量による体調不良で欠場したこともあったが、今回はフライ級に落としての初戦となる。柔術バックボーンのグラップラー。30歳。
ストリアレンコが打撃で前に出ていく。圧されて下がるマッキャンだが、飛び込んで来たところにパンチを合わせるマッキャン。パンチの打ち合い。マッキャンが大振りになったところでかいくぐりタックル。テイクダウン。バックマウント。腕十字!タップアウト!
地元でセミに抜擢されたマッキャン敗れる。
ストリアレンコ、必殺の腕十字で勝利し絶叫。マッキャンの咬ませ犬扱いだったが、打撃で攻め、マッキャンが大振りになった瞬間にカウンターのタックルでテイクダウンすると、グラウンドでは圧倒した。