UFC on ESPN+82:第8試合・ダニー・ロバーツ vs. ジョニー・パーソンズ

ウェルター級。

地元のロバーツはUFC7勝6敗で、ランキングには入れない中堅クラス。16歳からボクシングを始めてプロデビューし、3勝1敗の戦績を残したが、23歳でMMAに転向。2連勝でランカーのフランシスコ・トリナウドと対戦したが、ボディを効かされ判定負け。さらに前戦は、無敗のジャック・デラ・マダレナに68発中41発の打撃をもらい、逆に自分の打撃は33発中わずか5発しかヒットせずに1RKO負けを喫している。UFCキャリア8年となるベテランで36歳。

パーソンズは2021年10月のコンテンダーシリーズで勝利しUFCと契約。しかし昨年2月に組まれた試合は欠場となり、約1年9ヶ月のブランク明けのUFCデビュー戦となる。コンテンダーシリーズでは、遠い間合いからの蹴り主体で、2Rにテイクダウンから固められ接戦となったものの、3Rはタックルを切って打撃を入れ、スプリット判定勝ち。31歳。

体がゆるいパーソンズUFC前は、むしろ上の階級でも戦うことがあったが。

詰めてくるパーソンズに、距離を取りつつ打撃を入れるロバーツ。先にパンチをヒットサせるロバーツ。左ミドル。パンチをヒット。打たれながらも出ていくパーソンズ。右ミドル。ロバーツ左ボディ。左ミドル。パーソンズもミドルを入れる。しかし手数ではロバーツ。連打を打ち込む。パーソンズは単発でしかもかわされている。残り1分。右の蹴りを当てるパーソンズ。ロバーツ足を止めての打ち合いに。左がヒット。さらにワンツー。ホーン。

1Rロバーツ。一発の重さはありそうなパーソンズだが。

2R。詰めるパーソンズ。右ミドル、右ハイ。組んでケージに押し込むが、肘を入れて離れた。ロバーツは遠い間合いからパンチ・蹴りのれんだをヒット。ケージに詰めたパーソンズが膝。ロバーツの左ボディに右を返す。手数ではロバーツだがパーソンズ打たれ強いのか。打ち合いで右をもらったロバーツがダウン気味に下になる。ハーフで上からパウンドを入れるパーソンズ。足を抜いてマウントになるが、ケージを蹴って回転し立ったロバーツ。足を止めてパンチ連打を入れるが、パーソンズもフルスイングのパンチを返す。詰めるパーソンズ。ワンツーがヒット。アッパー。もらっているロバーツ。ケージをせいったところでクリンチアッパー・膝。ふらつき気味だが手を出していくロバーツ。打たれても出ていくパーソンズ。残り1分。ロバーツのワンツーがヒット。しかし打ち合いでパーソンズのパンチが入りぐらついたロバーツ。膝を着いたが立った。またパンチが入りふらつくロバーツ。左右の連打が入りロバーツダウン!鉄槌!残り3秒だったがレフェリー止めた!

UFCデビュー戦で中堅のロバーツをKOしたパーソンズ。パンチのスピードはロバーツの方があったが、一発の重さではパーソンズだったか。

地元のロバーツはこれで3連敗。

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