ライト級5分3R。
北岡はiSMOS.1での小金戦でのドロー以来、5連敗していたが、今年2月の高野戦で勝利すると、5月の大山戦でもギロチンで一本勝ちして連勝中。
大木は21年3月に鈴木琢仁にスプリット判定勝ち(鈴木はその年の10月に北岡にKO勝ち)し、7月に大原とライト級暫定王座決定戦で対戦。打撃で圧される展開から、3Rに大木の偶発的なローブローにより大原が試合続行不能となり、テクニカル判定で大原がタイトルを獲得。3か月後の再起戦でも石塚雄馬にスプリット判定負け。それ以来、1年9ヶ月ぶりの試合となる。
赤いコスチュームの北岡。シングルレッグ。足に触れたがクラッチできず切った大木。左を入れた北岡だが、大木も左を返す。北岡またシングルレッグ。今度はクラッチした。ケージに寄りかかりこらえる大木だが、北岡ダブルレッグに。テイクダウン。左足を掴んで立たせない北岡。立った大木だが、すぐに足をすくって尻餅をつかせる北岡。大木ケージを使って立った。残り1分20秒。ケージに押し込みながら殴る北岡。ボディロック。残り5秒でまたダブルレッグに行くが、パンチで抵抗する大木。ゴング。
青木「イーブンがあれば10-10、でもイーブンはないので10-9北岡」
2R。パンチで出た北岡。タックル。切った大木だが、北岡離れず。下がる大木を追っていく。大木がパンチを出した瞬間にかいくぐりながらダブルレッグ。また尻もちを着かせた。大木ケージで立った。脇を差して入れ替える。押し込みながら肩パンチを入れる。北岡は肘を入れる。大木は太ももに膝。肘を入れた大木だが、北岡が脇を差し替えしてケージに押し込む。ダブルアンダーフック。ダブルレッグに行くがクラッチできず。シングルに切り替えた。ゴング。
青木「難しいな。僕だと北岡につけちゃうと思うけど、中には肘を入れていた大木につけるジャッジもいるかも」
3R。ローを入れた大木。タックルにパンチを合わせた大木。左を当てた 。北岡シングルレッグ。そのままケージに押し込む。大木が肘を入れるが、北岡シングルレッグに。お起きはまた肘で抵抗。北岡シングルレッグに行くが大木が肘を当てていく。コツコツパンチを入れる大木。パンチ連打を入れると北岡は頭の位置をずらした。残り1分。押し込んでダブルレッグを狙う北岡だが、脇を差して入れ替えた大木。ボディに膝を入れる。タイムアップ。
29-28大木、29-28北岡、29-28北岡。スプリットで北岡の勝利。
過去の2勝よりも喜びを爆発させる北岡。
北岡マイク「この場所を借りてやりたいことがある」恋人をリングに呼び込み、「どちらかが死ぬまで一生一緒にいてください」とリング上で人生2回目のプロポーズ。成功。