・ファイト・オブ・ザ・ナイト:ジョニー・パーソンズ vs. ダニー・ロバーツ
・パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:トム・アスピナル、ポール・クレイグ
メインはアスピナルがKO勝ち。しかし実力差を考えたら順当で、アスピナルはとりあえず復帰を果たしたというのみの結果。次戦でタイトルマッチはなさそうなので、9月のパリ大会でのガーン vs. スピバックの勝者との対戦か、ブレイズとのリマッチが妥当か。
ミドルに落としたクレイグは、相変わらず安易に下になる癖はあるものの、グラップラーのアンドレ・ムニスをポジショニングで圧倒してパウンドアウト。ライトヘビーでは後の王者のジャマール・ヒルや現ランキング2位のマゴメド・アンカラエフをフィニッシュする一方、下位ランカー相手にあっさり敗れたりもしているが、ミドル級なら本気で上を目指すことができるかもしれない。一発勝負なら王者アデサニヤから一本を取る可能性もなくはない(そこまでたどり着くまでが対戦そうだが)。
前回モカエフを膝十字で追い込んだフィーリョは、序盤バレスの打撃をもらってちょっと面食らっていたが、そこから打撃で盛り返してからの、得意のグラウンドに持ち込みフィニッシュ。グラウンドに行く前に、打撃でもやり返していたのも良かった。すでにランカークラスの実力がありそう。