【写真】米国ブラジルロシア、MMA最大強国がファイトアイランドで真っ向勝負(C)Zuffa/UFC
18日(木・現地時間)、UFCのダナ・ホワイトが7月11日(土・同)から25日(土・同)かけてUAEアブダビのヤス島で開催されるUFC Fight Island4大会のカードを発表した。
既報の通り、11日のUFC251は3階級のタイトルマッチ= UFC世界ウェルター級選手権試合=王者カマル・ウスマン挑戦者ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ、UFC世界フェザー級選手権試合=王者アレックス・ヴォルカノフスキー挑戦者マックス・ホロウェイ、UFC世界バンタム級王座決定戦=ピョートル・ヤンジョゼ・アルドが組まれ、同大会で実現が噂されたフランキー・エドガーペドロ・ムニョスのバンタム級戦は15日(水・同)大会のセミで組まれることとなった。
11日は3階級のチャンピオンシップファイト以外にジェシカ・アンドレジローズ・マナジュナス、アマンダ・ヒーバスペイジ・ヴァンザントという女子ストロー級戦がメインカードに組み込まれている。
ファイトアイランド4連戦、唯一のPPV大会のプレリミではレオ・サントスがロシアのM-1ライト級王者からUFC初陣を迎えるロマン・ボゴトフと対戦。ウェルター級でもエリゼウ・ザレスキムスリム・サリコフとブラジルロシア──そしてカポエイラカンフーという興味深いマッチアップも見られる。
15日大会はメインがカルヴィン・ケイターダン・イゲのフェザー級戦がヘッドライナーで、上にあるエドガームニョスが行われる。
18日(土・同)大会のメインはフライ級王座決定戦=デイヴィソン・フィゲイレドジョセフ・ヴァナビデスIIの他、メインカードでマーク・ディアキーシーラファエル・フィジエフ、女子フライ級のアリアネ・リプスキルアナ・カロリーナ、さらにフライ級のアレッシャンドリ・パントージャアスカル・アスカロフという──これもまた伯露決戦と粒ぞろいのカードが揃っている。
そしてファイトアイランド大会の掉尾を飾る25日(土・同)大会のメインはロバート・ウィティカーダレン・ティルのミドル級戦。この他、コ・メインでマウリシオ・ショーグンアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラのブラジル人ベテラン対決が組み込まれた。
現状、4大会で47のファイトが予定され、94人の出場選手中ブラジル人選手は25人と米国の17人を大きく上回っている。さらにロシア勢は10名ながら、旧ソ連地域をトータルすると19人がファイトアイランドで戦う。王国=ブラジル、大国=米国、帝国=ロシアとMMAグローバル・ファイヤーパワーのトップ3ががっぷり四つとなるファイトアイランド大会だ。