UFC291:第6試合・ガブリエル・ボンフィム vs. トレヴィン・ジャイルズ

ウェルター級。

ボンフィム兄弟の弟ガブリエル。兄弟一緒にコンテンダーシリーズで勝利し、仲良く今年1月の地元ブラジル大会でUFCデビュー戦勝利。兄イスマエルの2戦目は今月1日に代役で緊急出場し、UFC2勝1敗のブノワ・サン・デニにスタンドでバックを取られて逃げられず、チョークで一本負け。兄と違いガブリエル弟は無敗かつ全フィニッシュ勝利で、UFCデビュー戦でも兄より後に組まれて期待されている。デビュー戦は2勝1敗のムニール・ラズィーズに対し、タックルをギロチンに捕らえて後方回転からマウントで絞めて秒殺勝利したが、短すぎて実力が良く分からなかった。25歳。

ジャイルズはUFC7勝4敗で、ウェルター級に落として初戦は無敗のマイケル・モラレスに1RKO負けしたが、その後2連勝中。中堅からランカーを狙おうとしている位置にいる。素早いジャブが武器。本来、UFCデビュー2戦目の選手と当たるレベルではないが、オッズではボンフィムが大きくフェイバリット。30歳。

ボンフィム出てきた。ジャイルスケージに下がる。パンチがかすめて一瞬膝を着いたジャイルスだが立て直すと四つに組んだ。が、ボンフィムダブルアンダーフックから脇をくぐってバックに回ると投げてテイクダウン。サイド。体を起こしスペースを作ったボンフィム。隙間が出来たところで立とうとしたジャイルスだが、そこにギロチン!引き込んで絞める!がっちり入りタップアウト!

スペースを作って立つのを誘っておいてギロチン。今回も完勝、全フィニッシュ継続。次あたり、ランカー手前の相手と見たい。

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