UFC on ESPN51:第10試合・ポリアナ・ヴィアナ vs. ヤスミン・ルシンド

女子ストロー級

ヴィアナは3連敗したこともあったが、そこから3勝1敗と持ち直している。UFCでの4勝はすべて1Rフィニッシュ勝利。下からの仕掛けが強い一方、テイクダウンが強くないので、グラウンドに付き合ってもらえないと苦戦しがち。前戦はRIZIN浜崎朱加のタイトルにも挑戦した元Invicta王者ジン・ユ・フレイに1R序盤からパンチでラッシュしての秒殺KO勝ち。31歳。

ルシンドはUFC1勝1敗。初戦ストロー級で敗れ、4月の2戦目は階級をフライに上げ、TUF準優勝のブローガン・ウォーカーを寝ても立っても圧倒してUFC初勝利。しかし相手のウォーカーのレベルが低すぎたこともある。今回はまたストロー級に戻す。ここまでは前座クラスのマッチメイクだが、なぜかUFCデビューから3試合連続でメインカードに起用されている。UFC女子最年少の21歳。

ルシンドワンツー。ヴィアナパンチから組んでボディロック。テイクダウン。ルシンドのガード。密着したままのヴィアナ。レフェリーちょっと早めのブレイク。バックスピンキックを入れたルシンド。詰めてバックブローからミドル。キャッチされたが、今度はルシンドがボディロックからテイクダウン。レッグドラッグハーフ。下から抱えるヴィアナに、ルシンドも固めたまま手打ちのパウンド。最後の5秒に強いパウンドを2発。ホーン。

1Rルシンド。

2R。蹴りを出すルシンド。ワンツーの右がヒットしぐらついたヴィアナ。しかしルシンド追い打ちに行かず。ヴィアナ再び出てきたが、そこにまた右オーバーハンドがヒット。ルシンド組み付いた。ボディロックからテイクダウン。ハーフ。押さえ込むだけのルシンドに、レフェリーはレッツゴーと攻めを促す。ハーフの足が抜けた。肩固め。タップアウト!

ルシンドはグラップラーのヴィアナからフィニッシュして勝ち星先行。すぐ上位で通用するかはともかく、若いし今後に期待できる勝利。

ヴィアナは序盤のテイクダウン以外は見せ場なし。

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