UFC on ESPN51:第8試合・ジョシュ・フレムド vs. ジェイミー・ピケット

ミドル級だったがフレムドが3ポンドオーバー、キャッチウェイトに。

フレムドは昨年4月の緊急代役UFCデビューはアンソニー・ヘルナンデスにタックルからテイクダウンを奪われる展開で判定負け。2戦目はTUF準優勝のトレーシアン・ゴアに打撃でリードしていたが、タックルにギロチンを合わせられ一本負けで連敗。今年3月の3戦目は、コンテンダーシリーズで勝ってUFCデビュー戦となる無敗のプロスペクト・セドリケス・ドゥマスと対戦。オッズはアンダードッグだったが、ドゥマスが初戦で力が出せなかったのか、もともとその程度の実力だったのか、フレムドがテイクダウン・打撃で上回り、最後はギロチンでタップアウトしUFC初勝利。29歳。

ピケットはUFC2連敗の後2連勝したが、その後3連敗。3月の前戦はレスリングエリートのボー・ニッカルのUFCデビュー戦の相手を務めたが、テイクダウンされてからの肩固めで、ほぼ何も出来ないまま完敗。トラック運転手から一攫千金を夢見てUFCを目指したが、ここまでは負け越しで、千金のゲットはなく、負ければリリースの可能性が高い。34歳。

ミドルを入れたピケット。フレムド右ハイから組んでケージに押し込む。膝。しかし押し込みのみで膠着。さっさとブレイクしたらいいくらいの膠着だが、残り1分を揃ってピケットが入れ替えた。押し返して離れたフレムド。ジャンピングキック。右ミドル。飛び膝。ホーン。

1Rはほぼ差がない展開のため、押し込み時間の長かったフレムド。

2R。フレムドタックル。サバ折りでテイクダウンを狙ったが、ピケット差し返してこらえた。離れる。右ミドル。ジャブから左ミドルと打撃でリードするフレムド。組もうとしたピケットだが、逆にいいところを差されてケージに押し込まれる。入れ替えたピケットだが再び押し込むフレムド。肘。バック肘をかわしてタックルに入ったピケット。フレムドギロチンに捕らえて引き込んで決めにかかったが外れた。パスを狙う。亀になったフレムドのバックに付いた。フレムド立ってスタンドバック。クラッチを切って正対したフレムド。またタックルに入るピケットにスタンディングギロチン。かなり深く入っており、ピケット下になって外す。残り30秒。フレムドパウンド。下から抱えるピケット。ホーン。

2Rギロチンまではピケットだったが、終盤の攻防でフレムドが取り返したか。

3R。開き直ったピケットがパンチで出た。一転してタックル。テイクダウン。ハーフから亀になったフレムド。ピケット腕を狙うが、雑な動きで下になってしまう。ハーフ。フレムド上から肘。ケージを使って上半身を起こしたピケット。立ちに行こうとする。立った。テイクダウン狙い。こらえるピケット。投げを狙うフレムド。こらえたピケットだが残り1分。ブレイクがかかる。フレムド首相撲から膝。離れたがピケット出られずタイムアップ。

今日初の判定。三者フルマークでフレムド勝利。

勝てたが膠着多めで、相手のピケットのまずい攻めにも助けられての勝利であり、今後が安泰とは言えないフレムド。

ピケットは4連敗で2勝6敗となり、次のチャンスがあるかは厳しくなった。

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