カート・ペリグリーノの弟子マーシャル。コンテンダーシリーズで勝利し、昨年12月のUFCデビュー戦では2RにパウンドでKO勝ち。グラップラーでチョークでの勝利が4つある。今年4月の2戦目は同じくUFCデビュー戦で勝利しているウィリアム・ゴミスと対戦。微妙な1、2Rから、3R目にテイクダウンを奪い、得意のチョークを決めかける場面もあったが仕留められず、僅差の2Rまでを落としていてスプリット判定負け。MMA初黒星を喫した。24歳。
ダルガリアンはUFCデビュー戦。大学のレスリングで1年時にD-1で準優勝になっている。その後大学を移ったが、レスリングでは結果が出ず、MMAに転向。一昨年プロデビューすると、その年に4戦してすべて1Rフィニッシュ勝利。翌年の2月に行われたLookin' For a Fightでも1RKO勝利して、プロデビューから11ヶ月でUFCとの契約を決めた。今年1月にデビューの予定だったが欠場となり、1年半ぶりの試合となる。しかしここまでの対戦相手は、最後に7勝2敗の39歳に勝利するまで、2勝以下で勝率も5割以下の相手にしか勝っておらず、UFCレベルで活躍できるかはこの試合の内容を見なければわからない。27歳。
ローの蹴り合い。カーフでバランスを崩したダルガリアン。しかしタックルへ。すんなりテイクダウン。マーシャルのガード。密着し押さえ込みながら肘を入れるダルガリアン。足を一本超えてハーフに。マーシャル下から返そうとしたが、上をキープするダルガリアン。残り1分。パウンド・肘で削るダルガリアン。まーっしゃる肘でカット。足が抜けてマウントになりパウンド連打。なんとか動こうとしているマーシャル。しかし頭を抱えてしまった。肘連打。レフェリーストップ!
ダルガリアン、UFCでも1Rフィニッシュし、UFCで通用することを証明。今日は強い部分だけが出た。
マーシャルはテイクダウンされて背中をつけると何もさせてもらえず。