UFC on ESPN51:第4試合・ジョシュ・パリジアン vs. マルティン・ブダイ

ヘビー級。

パリジャンはUFCで2勝3敗だが、2勝の相手はDEEP王者ロッキー・マルティネスとHEAT王者アラン・ボドゥで、ともにUFCでは1勝もできずにリリースされている選手であり、内容もグダグダで、UFC最下層レベルの選手。負けた試合では簡単にテイクダウンを取られすぎている。34歳。

スロバキアのブダイはUFCデビューから3連勝中。キャリアでもデビュー2戦目に後のTUFウィナー・フアン・エスピーノに敗れたのみで、現在11連勝中。しかし、初戦はケージ押し込みから反則の後頭部肘でクリス・バーネットが続行不能になっての負傷判定勝ち、2戦目は打撃の手数で劣る内容での微妙な判定勝ち。前戦もヘビー級2勝5敗のジェイク・コリアー相手に終盤まで接戦で、最後にタックルを切って上になってのギリギリ判定勝ちと、戦績ほどには期待できない内容での勝利。31歳。

パンチで出たブダイ。ケージに詰めてのラッシュ。打たれているパリジアン。打ち返しているが、打ち負けている。ブダイ膝。パリジアン押し返してバックブローを出したがヒットせず。ブダイまたケージに押し込む。離れた。パリジアンカーフを入れるが、またケージを背負う。消耗しているパリジアン。ブダイすぐに詰めてケージに押し込み肘。膝。ノンストップで攻め続けるブダイだが、こちらもスピードがなくなってきた。パリジアン入れ替えてタックル。しかし脇を差して投げたブダイ。サイドからキムラ。頭をまたいで極めた!タップアウト!

終わった瞬間どっと突かれたブダイ。最初からラッシュして一気にフィニッシュ。それを凌がれた場合失速しそうではあったが、今回はフィニッシュに成功した。これでUFCデビューから4連勝。次はランカーか。

パリジアンはブダイのハイペースな攻めにすぐ消耗してしまった。

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