UFC292:第9試合・ダモン・ブラックシア vs. マリオ・バティスタ

バンタム級。

先週の第2試合でツイスターで一本勝ちしてパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞したブラックシアが2週連続出場。先週の試合の前に、コーディ・ガーブラントが負傷欠場しており、ノーダメージで勝ったブラックシアがオファーを受けた。2週連続出場は2021年のルアナ・カロリーナ以来だが、カロリーナは2戦目で敗れており、2週連続勝利となればUFC初となる。14勝のうち一本勝ちが9回。先週は緊急出場のホゼ・ジョンソンからいきなりテイクダウンを奪い、スクランブルの上手いジョンソンを一度も逃さずに極めた。29歳。

バウティスタは4連勝で元王者ガーブラントとの対戦のチャンスを得ていたバティスタだが、対戦相手変更に。柔術・レスリングがバックボーンのグラップラーで、3連続一本勝ち中。負けた相手はコーリー・サンドヘイゲンとトレヴィン・ジョーンズ。サンドヘイゲンには腕十字を取られて敗れている。30歳。

2週連続減量のブラックシアも厳しいだろうが、相手のタイプがストライカーのガーブラントからグラップラーのブラックシアに替わったバティスタも、準備期間がないことは一緒。

ワンツーで飛び込んだバティスタだが、ブラックシアが右を合わせる。組んだブラックシア。引き剥がさ嘔吐するバティスタだがブラックシアボディロック。四つから膝。投げてテイクダウン。すぐにクローズドガードを取るバティスタ。肘を入れたブラックシア。下から足をすくおうとしたバティスタ。ケージを使って立とうとする。ブラックシア足をすくいつつボディに膝。離れてスタンドに。ジャブで出るブラックシア。バティスタ肘。離れる。ブラックシアインロー。ブラックシアダブルレッグ。切れずにバックを取られたバティスタ。スタンドバックから後方に引き込んだブラックシアだが、バティスタ正対し上に。ブラックシアタックルに切り替えてテイクダウン狙い。バティスタギロチンで引き込み絞める。けっこうタイトだったが外したブラックシア。バティスタすぐに立って離れた。ホーン。

1Rブラックシア。

2R。今度はバティスタがタックル。ケージに押し込んでダブルレッグに。四つで受け止めたブラック氏あ。四つから肘の打ち合い。離れた。バティスタ左ハイ。ケージを背負わせたところでバティスタタックル。しかし受け止めたブラックシアが入れ替える。四つからまた肘の打ち合い。離れる。ブラックシアのタックル。切ったバティスタ。プレスしていくバティスタ。ブラックシアパンチからタックルへ。一瞬倒したがすぐに立つバティスタ。また四つから肘を入れたブラックシア。離れる。残り1分。バティスタが打撃でプレスしていく。バティスタシングルレッグからケージに押し込む。肘を入れたバティスタ。ホーン。

2R手数でブラックシア。

3R。バティスタが打撃でプレスしていく。ブラックシアも手を出しているがちょっと大振り。空振りも多い。バティスタが正確にパンチを入れていく。バティスタタックル。受け止めたブラックシア。切って離れたバティスタだが、すぐまたタックルに。膝。離れる。バティスタタックル。今度はタイミングよく入りボディロック。投げてテイクダウン。バックに回る。ハーフバックで引き込んだ。足のクラッチを外して立ちに行くブラックシア。立ったがクラッチを離さずにすぐに投げたバティスタ。鉄槌を入れるバティスタ。ブラックシア立った。正対して離れるが残り40秒。バティスタの蹴りを掴んで倒したブラックシアだが、バティスタすぐにリカバリーして組むと投げて上に。肘。タイムアップ。

29-28×2、30-27でバティスタ勝利。

バティスタ5連勝。連続フィニッシュは止まったが、次はランカーとの対戦か。

割れたのは1R。

 

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