ライト級トーナメント準決勝。
ともにリーグ戦で西川大和に判定勝ちした者同士。
コラードはペティスやスティーブンソンら、UFCのビッグスターに勝利しているが、まだ決勝進出はない。ボクシングのキャリアもあるストライカー。初戦で西川を打撃で圧倒して判定勝ちした後、2戦目は昨年の準優勝・スティービー・レイから2RKO勝ちで5点獲得。1位通過となった。30歳。
バーゴスはUFCフェザー級ランカーからフリーエージェントになってPFLを選択したことで話題に。PFLではライト級で、初戦メインで昨年優勝のメルシェと対戦したが判定負け。2戦目は判定では勝ち上がりが厳しくなる中、西川をテイクダウンし上下でパンチの打ち合いとなり、上から強打を入れ続けたバーゴスが判定勝ちしたが、3点のみで決勝トーナメントに届かず…のはずが、親友同士のナタン・シュルチ vs. ハウシュ・マンフィオが、両者とも「勝利に最善を尽くす」という契約条項を満たしていないと判断され、トーナメントから除外されたことで4位に繰り上がりとなり、首の皮一枚生き残った。32歳。
パンチを打ち込みバックに回ったバーゴスだが、コラード正対。ケージに押し込むバーゴスを引き剥がしボディブローを打ち込んだ。下がるバーゴス。ジャブから右を入れるバーゴスにコラードはボディ・顔面にパンチを打ち分ける。出てくるコラードに右フックを合わせるバーゴス。ジャブで後方に転倒したコラード。スリップ気味。すぐに立った。両者近い間合いでパンチの打ち合い。コラードの手数が多い。常に連打を入れる。ボディ・顔面を打ち込むコラードだが、バーゴスのインローでぐらついた。しかし手を飲めない。残り1分。ボディを打ち込みケージに追い込むとパンチのラッシュ。左がヒットし一瞬動きが止まったコラード。バーゴスのパンチを貰っても連打を打ち込むコラード。ゴング。
1Rコラード。
2R。バーゴスがパンチで出るが、コラードがすぐに手数を出して下がらせる。バーゴスのインローで足が流れるが、構わずパンチ連打で出ていくコラード。ケージに追い込んだコラード。パンチを顔面・ボディに打ち込む。バーゴス鼻血。またインローを入れたバーゴス。効いてきているが、パンチの手数で攻めるコラード。が、バーゴスのカーフでスリップダウン。すぐに立つ。バーゴス今度は右ハイ。ヒットしたが、コラードのパンチでバーゴスついにダウン。ガードに入ったコラード。インサイドからパウンド。足で放したバーゴス、後転して立った。残り1分。ボディロックからスタンドバックに回るバーゴス。振りほどいたコラード。右を入れる。蹴られている左足を引いてスイッチしている。ゴング。
2Rコラード。
3R。インローを蹴るバーゴス。コラードのボディに左フックを合わせた。逆にボディを入れたバーゴス。さらにインロー。コラードなおも手数を出していくが、バーゴスの左ボディをもらう。またインロー。足を引きずったコラード。コラードシングルレッグに入るが切られた。コラードパンチで出るが、またインローをもらいスイッチ。バーゴスの右がヒット。オーソに戻すコラードだがインローを蹴られて手をつく。バーゴスがタックル。スタンドバックに。しかし放した。残り2分。パンチ・インローを売っていくバーゴスだが、コラードもまだパンチを打ち返している。ふらつきながらも手を止めないコラード。またインロー。執拗に蹴るバーゴスだが残りわずか。打たれても手を出していくコラード。タイムアップ。