ミドル級。
ストライカーのエンジョクアニ。Bellatorで5勝3敗のキャリアがありながら、コンテンダーシリーズからのスタートとなったが、KO価値で契約するとUFC本戦でも2試合連続KO勝ち。が、3戦目はグレゴリー・ホドリゲスにテイクダウンでグラウンドに持ち込まれ、パウンドでKO負け。3月の前戦はロシアのアルベルト・デュラエフとの対戦で、1Rテイクダウンを奪われ、2R以降は距離を取っての打撃戦で判定となりスプリット判定負け。34歳。
ポーランドのオレクシェイチュクはUFC6勝4敗1NC。ライトヘビーでは中堅だったが、昨年からミドルに落とすと2試合連続1RKO勝ち。上位も目指せるかと思ったが、4月の前戦はグラップラーのカイオ・ボハーリョと対戦し、組みでコントロールされ、2Rチョークで一本負け。KOパンチャーだが、グラウンドには穴がある。
両者ストライカー対決。34歳。
パンチで出たオレクシェイチュクにエンジョクアニが首相撲から膝連打。離れた。出てくるオレクシェイチュク。ケージを背負ったエンジョクアニ。左ミドルを入れたがオレクシェイチュクのパンチがヒット。ケージに詰めてワンツーをいれるオレクシェイチュクだが、エンジョクアニが組んでバックに回ろうとする。が、逆にバックに回ったオレクシェイチュク。ケージに押し込み肘で押し込む。エンジョクアニのインロー。エンジョクアニの右ハイでオレクシェイチュク効いた!パンチ・膝・肘のラッシュ。オレクシェイチュク凌いだ。エンジョクアニラッシュで疲れたか?オレクシェイチュクがパンチで出る。ケージ際で頭を抱えたエンジョクアニ。逃げ気味のタックル。切られて逆にオレクシェイチュクがテイクダウン。インサイドからパウンドラッシュ。腕でブロックするだけのエンジョクアニ。オレクシェイチュクのパウンドラッシュで横を向いてしまいレフェリーストップ!
オレクシェイチュク、これでミドル級3勝1敗。3勝はいずれも1RKO勝利で、試合後にはランカーとの対戦を希望する。グラウンドという弱点はあるが、ストライカー相手なら面白い。
打撃技術では上回っていたかに見えたエンジョクアニだが、打たれても出てくるオレクシェイチュクに劣勢となり、最後は逃げ気味のタックルで下になりパウンドアウトされた。3連敗。