UFC on ESPN+83:第1試合・チェ・スンウ vs. ヤルノ・エレンス

フェザー級

スンウはUFC2連敗→3連勝→3連敗で3勝5敗と負け越しているが、前戦は相手のトリザーノが体重オーバーしたこともあってから4度目のチャンスをアジアで与えられた。189cmの長いリーチを活かしたストライカーだが、トリザーノには1Rにパンチでぐらつかせたものの、出るところに左のカウンターをもらいKO負け。30歳。

オランダのエレンスは昨年9月のフランス大会でUFCデビュー戦で判定負けしてこれが2戦目。かつての格闘王国・オランダ出身で現在唯一の男子UFCファイター。バックボーンはキック。初戦は地元フランスのウィリアム・ゴミスとのUFCデビュー戦対決で、テイクダウンを奪われ立てない展開が続き、3Rに三角を取りかけるチャンスがあったが決めきれず判定負けした。28歳。

蹴りからバックスピンキックを見せたエレンス。カーフ。ワンツーを返したスンウ。打撃戦が続く。スンウがパンチを入れたところでエレンスがシングルレッグから組み付いてケージに押し込む。入れ替えたスンウ。離れた。パンチの打ち合い。両者ヒットしている。エレンスがガンガン攻めてくる。スンウももらいながらも返す。残り1分。スンウがカーフからワンツー。残り15秒でタックルに入ったエレンスだがスンウがぶった。ホーン。

1Rスンウ。

2R。打撃戦からエレンスの飛び込んでの右アッパーでスンウダウン!上になったエレンス。ハーフで上腕を首に押し付ける。背中を向けて立ったスンウ。エレンス後方に投げようとするが、こらえて払腰で投げたスンウが上に。エレンスのガード。初戦はクローズドガードのままの時間が長すぎたのが敗因だったが、やはり下が長いエレンス。下からホールドするエレンス。ハーフにして肘を入れるスンウ。押さえ込んだまま肘。ホーン。

2Rは序盤のダウンでエレンス。が、その後上を取られると、相変わらず下からしがみついているだけで時間を消費してしまう。

3R。打撃戦。ローで手数を出すスンウ。エレンスちょっと手数が少ない。スンウ左ハイ。出てきたエレンスにワンツーをヒット。エレンスパンチで出てきたが、バックステップでかわすスンウ。スンウカーフ。エレンス効いた!自ら引き込んでグラウンドに。下からしがみつくエレンス。パウンドを入れていくスンウ。パスしてサイドになった。マウント。残り20秒でバックマウント。チョークに入ったが顎の上でタイムアップ。

3Rはスンウだが、1Rは割れるかもしれない。

30-27、29-28×2の3-0でスンウ勝利。

ダウンを取られた2Rも、その後上から攻めたスンウに入れたジャッジが1人いたか。スンウ、カーフを効かせて連敗ストップ。

エレンスは相変わらず下になると抱え込むだけでリカバリーがない。UFCデビューから2連敗。

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