UFC on ESPN11:第7試合・クレイ・グイダ vs. ボビー・グリーン

ライト級。

UFCの元祖激闘王でUFCキャリアが14年にもなる大ベテランのグイダ。近年は試合数が減っているものの、これが30戦目。このところはBJ・ペンやミラーとのレジェンド対決が続いており、ペンには判定勝ちしたが、ミラーにはギロチンで秒殺一本負けした。

レスラーのグリーンはUFC11戦だが、2013年のStrikeforce買収からUFCに移籍している隠れたベテラン選手。UFCデビューからは4連勝したが、その後は1勝5敗1分け。相手が強豪で仕方がない部分もあるが、今回負けて3連敗となると、さすがにリリースの可能性が高くなる。

グイダがパンチ連打からタックルに。シングルレッグ。担ぎ上げてテイクダウン。バックに付いたがグリーン立った。引き剥がして正対したグリーン。またタックルに入ったグイダだがグリーンのギロチンが入り、自ら下になり外した。グリーンがそのままテイクダウンを狙うがグイダ離れて立つ。プレスするグイダ。パンチ・ロー。ガードを下げた構えで入ってくるところにパンチを合わせるグリーン。前蹴り。グイダまたパンチで出てタックルにつなげるとシングルレッグから持ち上げてテイクダウン。残り1分。ケージ際でこらえて肘を入れるグリーン。尻もちまでつかせたグイダだがホーン。

グイダにテイクダウンからのコントロールはあったが、そこからの攻めがなかったので、打撃のヒットで1Rグリーン。

2R。ノーガードから前蹴り、パンチを入れたグリーン。グイダは効いてないとアピール。逆にグリーンがタックルに。切ったグイダ。グリーンが首相撲から膝を入れる。運動量が落ちているグイダ。グリーンはジャブ、前蹴り。首相撲から膝連打。グイダタックルで押し込む。倒しきれず。離れたグリーン。ノーガードからパンチを入れるグリーン。ワンツー。前蹴り。グイダシングルレッグ。またカウンターのギロチンに捕まる。スピンして脱出したグイダ。残りわずかでタックルからバックに回り、そのまま背中に乗ろうとしたグイダだがホーン。

2Rグリーン。グイダ、お得意の無駄な動きは見せているが、肝心の打撃のヒット数で負けている。

3R。グイダタックル。尻クラッチからテイクダウン。しかし押さえ込まれる前に立とうとするグリーン。カウンターのキムラ。外れたが膝を入れたグリーン。離れる。パンチ・前蹴りを的確に入れる。グイダまたタックル。ケージで耐えるグリーン。スイッチで上を狙う。押し込むグイダだが倒せず離れる。グリーンのパンチがヒット。残りわずかでグイダまたタックル。腕をキムラに捕らえつつパンチを入れるグリーン。タイムアップ。

29-28×2、30-27の3-0でグリーン勝利。

運動量と長髪がトレードマークのグイダだが、年を取って運動量も毛量も減ってしまった。無駄な動きがないグリーンが的確に打撃を入れて勝利。

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