ライトヘビー級。
シティキックボクシング所属の元キックボクサーアルバーグ。キック戦績19勝2敗でMMAに転向。キック時代にも何度か並行してMMAの試合をしていたことがあったが、キックをやめてから最初のMMAの試合がコンテンダーシリーズで、1RKO勝ちでUFCとの契約を決めた。UFC初戦はケネディ・エンジーチュクー相手に序盤のラッシュでスタミナ切れして2R逆転KO負けで初黒星。しかしその後は4連勝で、現在3試合連続1RKO勝ち。ただ、ここまでは相手のレベルが中堅未満。そろそろランキングに向けて、中堅クラスの選手との潰し合いが始まる。32歳。
チョン・ダウンはUFCデビューから5戦は4勝0敗1分けと負けなしだったが、ランカー初挑戦のダスティン・ジャコビー戦では1RKO負け。前戦はUFC7勝7敗のデビン・クラーク相手に後半攻め疲れして判定負け。アジア勢初のUFCライトヘビー級ランキング入りからは一歩遠ざかった。29歳。
プレスしてくるダウン。アルバーグ距離を取りつつ蹴りを入れる。カーフ。詰めるダウンにアルバーグは距離を取りつつサークリング。お互いコンタクトがない。ダウンのローにジャブを合わせたアルバーグ。またカーフを入れるが、そこにまたパンチをかぶせるアルバーグ。ローを入れるダウン。カーフ。しかしアルバーグのパンチをもらい後退。さらに詰めてパンチをヒットさせると尻もちダウン!アルバーグパウンドを入れるがダウンケージ際で立った。ダメージはありそうだが出ていくダウン。アルバーグまた距離を取るが、余裕が出てきたか。ホーン。
1Rアルバーグ。
2R。アルバーグが詰めてきた。ダウン圧されて下がるカーフを入れたダウン。ちょっと足が流れたアルバーグ。ジャブを打ち込むアルバーグにダウンはまたカーフ。右ボディストレート。またダウンが詰めてきた。ケージ際を左右にステップするアルバーグ。右ハイ。かわしたダウン。しかしジャブがヒット。ケージに詰めているが手が出ないダウン。見合いが続く。ジャブに右を返したダウンだが、さらにジャブを打ち込むアルバーグ。もらったダウンだが効いてないとアピール。詰めてくるダウンにジャブをヒットするアルバーグ。ジャブをもらっても下がらないダウン。またカーフ。カットしないアルバーグ。アルバーグのジャブ連打。ダウン詰めるがサークリングでかわしたアルバーグ。ホーン。
2Rアルバーグ。
3R。圧を強めるダウン。アルバーグややディフェンシブ。ケージ際まで下がりサークリング。ダウンがパンチを入れる。組んだアルバーグにニンジャチョークを狙ったダウン。しかし外れたアルバーグが首相撲から膝を入れる。ダウンタックル。テイクダウンしたが立たれた。しかし出るのはダウン。パンチがヒット。アルバーグ消耗したのか、口が開いている。タックルに行ったアルバーグ。受け止めたダウン。アルバーグ離れたがまたタックル。背中を向けたダウン。スタンドバックから投げてテイクダウン。アルバーグほぼマウントの状態からパウンドを打ち込む。ダウンもかなり消耗している。パウンド連打からチョーク!残り15秒。落とすには十分な時間だが入っていないか。タイムアップ。
しかし終了前にダウンのタップがあったかどうかで協議。いずれにしても勝敗は明らかだが…。
タップが認定されアルバーグチョークでの一本勝ち。
3Rやや下がり気味になった場面もあったアルバーグだが、テイクダウンからパウンドで弱らせてのチョークでキャリア初の一本勝ち。