地元オーストラリアのジェンキンスは昨年9月にコンテンダーシリーズで勝利し、今年2月のオーストラリア大会でデビュー。スタンドでカーフキックを効かせ、テイクダウンも奪い危なげなく完勝。6月の2戦目はUFC2勝2敗のジャマル・エマース相手に僅差の展開となったが、またもカーフキックを効かせる場面があり、スプリット判定勝ち。ラグビーからMMAに転向し23歳でプロデビュー。30歳。
マリスカルの前戦はジェンキンスが2戦目を行ったのと同じ6月24日のUFC on ABC5で、試合5日前に緊急の代役で出場が決まった。本来より上のライト級でUFC1勝0敗のトレバー・ピークと対戦し、ピークの大振りなラッシュを凌ぐと、先にピークがスタミナ切れし、投げでテイクダウンを奪って判定勝ち。バックボーンは柔道・キック。30歳。
プレスするジェンキンス。左ミドル。カーフ。ケージまで下がるマリスカル。前に出ていくもジェンキンスの打撃をもらう。マリスカル出てきた。ジェンキンスカーフ。マリスカルが飛び込んでパンチを放つがブロックされる。前に出て組み付いたマリスカルだが、離れたジェンキンス。マリスカルインロー。マリスカル詰めてケージに押し込むが離れた。離れ際に蹴りを顔面にヒットさせたマリスカル。ホーン。
1R手数でジェンキンス。
2R。ミドルを入れたジェンキンスだが、マリスカル詰めてパンチをヒット。至近距離からパンチを入れて組み付いたマリスカルだが、ジェンキンス差し返した。押し込むマリスカル。組んだまま細かい打撃を入れ合う。離れたジェンキンス。パンチから膝を入れたジェンキンスだが、マリスカル組み付いて押し込む。押し込みながら細かい打撃を入れるマリスカルだが、ジェンキンスダブルアンダーフック。払腰で投げたマリスカル。ジェンキンス腕をついてこらえようとしたが肘を脱臼。TKO。
接戦だったが、ジェンキンスが投げに手をついてしまい負傷。3連勝ならず。
