UFC293:第8試合・タイソン・ペドロ vs. アントン・トゥルカリ

ライトヘビー級。

地元のペドロ。UFC5勝4敗。膝の靭帯断裂で3年4ヶ月の長期ブランク明けとなった昨年4月の試合から2連続KO勝ちしたが、今年2月のオーストラリア大会での試合は、UFCを1勝3敗でリリースされていた出戻り代役ファイターのモデスタス・ブカウスカス相手に終始消極的な展開のまま判定負け。にも関わらず、今回メインカードに抜擢された。期待に応えることはできるか。柔術、拳法など、7つの武術で黒帯を取得している。父親もMMAファイターで、オーストラリアのMMA界ではパイオニア的存在。31歳。

スウェーデンのトゥルカリは6戦全勝全フィニッシュで昨年7月のコンテンダーシリーズに出場し、判定勝ちしたものUFCと契約できず、9月に代役でUFC緊急デビュー。100kgキャッチウェイトで、現ヘビー級9位のジャイルトン・アウメイダにテイクダウン→パウンド→チョークで何もできず完敗。3月の2戦目はUFCデビュー戦のビトー・ペトリーノとの対戦で、終始劣勢だったが、3Rにペトリーノがスタミナ切れし、一瞬マウントを取った場面があったものの、自身もスタミナ切れして結局判定負け。なぜかファイト・オブ・ザ・ナイトのボーナスを受賞。しかしここまでは良いところなく、負けたらリリースの可能性もある状況。27歳。

トゥルカリが先手を取っていく。ロー。ペドロもローを返す。飛び込んでワンツーを入れたペドロ。トゥルカリはまたロー。カットしていないペドロ。トゥルカリの右がヒット。トゥルカリが組みに行ったが、ペドロ引き剥がした。ペドロの右がヒットしぐらついたトゥルカリ。ペドロのミッがまたヒット。さらにワンツーがヒットし後方にダウン!パウンドをもらい意識が飛んだ!KO!

トゥルカリは最初の右がヒットした時点でダメージがあったのか、後のパンチはほぼ反応できずもらっていた。

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