UFC on ESPN+85:第7試合・フェルナンド・パディーヤ vs. カイル・ネルソン

フェザー級

メキシコのパディーヤは4月のジュリアン・エローサ戦でUFCデビュー。UFCとの契約後、ビザの問題で試合が出来ず、2年のブランク明けの試合だった。長身・細身のストライカー。ランキング目前のエローサ相手に1R膝を効かせて、追い打ちのパンチでKO勝ち。UFC再契約後5勝2敗のエローサにほぼ何もさせなかった。まだ未知数な部分も多いが、メインカードに抜擢されている。フェザー級2位の186cmの長身で、リーチはさらに長い193cm。26歳。

ネルソンはUFC2勝4敗1分け。最初の5戦で1勝4敗だったが、チェ・ドゥホに引き分け(ドゥホには頭突きによる1点減点あり)。今年6月の地元カナダ大会では、カーフキックを効かせるも、踏み込んで行けず判定となったが判定勝ちで3年9ヶ月ぶりに勝利した。ギリ生き残っているが、未だにリリース危機からは逃れられない32歳。

ジャブ、前蹴りで制空圏に入らせないパディーヤ。カーフキック。ネルソンは自分の攻撃が届く間合いに入れない。パディーヤボディストレート。ワンツー。しかしネルソンのジャブで一瞬腰が落ちたパディーヤ。すぐにまた出ていくパディーヤ。ネルソンカーフキック。足が流れるパディーヤだが出ていく。左ミドル。パンチを貰い鼻が赤くなっているネルソン。パディーヤ首相撲から肘連打。ネルソンは下がりながらカーフキック。ワンツーを打ち込んだパディーヤ。残り1分。ネルソンのタックルは切られた。ネルソンが出たところに右フックを合わせる。圧をかけたパディーヤ。ケージを背負わせてパンチを入れる。縦肘。ホーン。

1Rパディーヤ

2R。ネルソンまたカーフ。パディーヤもカーフを返す。ワンツー。前蹴り。ネルソンのワンツーがヒット。左ハイ。間合いが詰まりパンチの打ち合い。ネルソン右オーバーハンド。またジャブから右オーバーハンド。パディーヤはボディ・アッパーを放つ。飛び膝からパンチ連打を入れたパディーヤ。このラウンドは互角に打ち合っているネルソン。前蹴りにまた右オーバーハンドを返す。ネルソンの打ち終わりにクリンチアッパーを入れたパディーヤ。残り1分。パディーヤが詰めてきた。ネルソンのハイをキャッチした。そのまま組んだが、ネルソン引き剥がし離れた。パディーヤ出ていくが距離を取られてホーン。

2Rは微妙。

3R。パディーヤの前蹴りに右オーバーハンドを合わせるネルソン。パディーヤカーフキック。ワンツー。ネルソンも右オーバーハンドを返した。飛び込んできたネルソンにワンツーを入れるパディーヤ。ジャブを突くパディーヤ。前蹴り。ネルソンタックル。これは切られた。パディーヤがパンチで出る。右ハイ。お互い単発の打撃戦が続く。パディーヤ詰めていくが、ネルソンにサークリングされている。残り30秒でネルソンタックル。一瞬尻もちをついたが立て直した。ネルソン打撃を入れて離れた。なおも出るパディーヤだがネルソンがパンチを当てていく。タイムアップ。

29-28×2、30-27の3-0でネルソン勝利。

僅差だったが、最後両者ともに踏み込んで行かず。

初戦でいきなり中堅クラスを1RKOしたパディーヤだったが、2戦目は思うように攻められなかった。

ネルソンは今年2勝0敗1分けと負けなし。

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