女子フライ級。コルテス14位。
メキシコ系アメリカ人のコルテス。UFCデビューから4連勝中だが、すべてテイクダウンから押さえ込んでの判定勝ち。しかし今回の試合前には打撃の上達ぶりを見せたいとコメントしている。負傷があり、1年4ヶ月ぶりの試合となるが、その前の試合も1年ぶりの試合で、ブランクが開いている。かつてブライアン・オルテガと交際していたが、現在は破局(オルテガは唇にTRACYのタトゥーを入れていた)。29歳。
カナダのジャスダビシアスはUFCではナタリア・シウバに負けたのみで3勝1敗。今年6月に当時ランキング15位のミランダ・マーヴェリックと対戦し、僅差ながら判定勝ちしたが、現在はノーランカー。コルテス同様、テイクダウンからの押さえ込みが武器で、ここまで3勝はすべて判定勝ちというのも同じ。バックボーンはレスリングで、カナダ2位の実績がある。34歳。
ジャスダビシアスの右がヒット。ボディ。コルテス飛び込んでワンツーをヒット。ジャスダビシアスカーフ。足が流れたコルテスだが、また飛び込んでパンチの連打。ジャスダビシアスは遠い距離からのワンツーをヒット。ジャスダビシアスのカーフに合わせてワンツースリーをヒットしたコルテス。ジャスダビシアスが詰めていくが、コルテスの右がヒット。飛び込んでまた3ヒット。ジャスダビシアスからタックル。コルテスニンジャチョークを狙う。外れたが離れた。組み付いたジャスダビシアス。しかし密着させないコルテス。引き剥がした。ジャスダビシアスが出ていくが、コルテスのパンチが顔面を捕らえる。また組んだジャスダビシアスだが、コルテスが首相撲から膝。ホーン。
1Rコルテス。
2R。また飛び込んでパンチの連打を入れるコルテス。距離が詰まると首相撲から膝を入れ離れる。また組んだジャスダビシアスだがすぐに首相撲から膝。出てきたジャスダビシアスにパンチの連打をヒット。ジャスダビシアスタックル。切ってボディに膝を入れたコルテス。コルテスのワンツーにジャスダビシアスタックル。テイクダウン!ケージを使って立ったコルテスだが、なおもボディロック。倒しに行くジャスダビシアス。スタンドバックに。コルテスが正対したところで倒した。ハーフバックから背中越しに腕を固定してパウンド。背中を向けて立とうとするコルテス。立ったがなおもスタンドバック。残り1分。コルテス正対。逆にコルテスがダブルアンダーフック。離れた。ワンツーを入れるコルテス。ボディ。パンチ3連打。ホーン。
2Rジャスダビシアス。四つからのテイクダウンは対応していたコルテスだが、ジャスダビシアスは飛び込んでのタックルでテイクダウンした。
3R。コルテスカーフキック。距離が詰まるとパンチ連打。ジャスダビシアスタックル。受け止めて膝を入れたが、そのまま四つに組むことに成功。ボディロックからテイクダウン狙い。なんとかこらえるコルテス。クラッチを切って離れた。コルテスワンツー。よろけたジャスダビシアス。疲れが見えるコルテスだが手を出していく。しかしややパンチが流れている。パンチを入れたが組まれた。テイクダウンを狙うジャスダビシアスだが、コルテス差し返して引き剥がした。パンチのスピードが落ちているコルテス。手を出しているが打ち返されている。それでも手を出していく。パンチからカーフ。ジャスダビシアス首相撲から膝。さらにハイ。コルテスは髪の毛を掴んだとアピール。ジャスダビシアスタックル。コルテスオーバーフックから投げた。立ったジャスダビシアスだが引き剥がしたコルテス。コルテス下がりながらも手を出していく。しかし威力がなく押され気味。最後に組んでテイクダウンを狙ったコルテスだがジャスダビシアスこらえた。タイムアップ。
3R次第。
30-27×2、29-28の3-0でコルテス勝利。
2Rもジャスダビシアスに入れたジャッジがいたか。あり得る範囲のジャッジではあるが。
打撃がかなり向上していたコルテス。被弾も多かったが、飛び込んで常に2連打・3連打を打ち込んでいった。しかし中盤ジャスダビシアスの組みで体力を削られ、終盤はパンチのスピードも落ちてやや押され気味だったのが反省材料か。
ジャスダビシアスは2R組みからテイクダウンで優勢だったが、それまでの打撃でコルテスに取られていたか。2人フルマークで敗れたが、割れてもおかしくない内容だった。