UFC on ESPN+85:第2試合・アレックス・レイエス vs. チャーリー・キャンベル

ライト級。

レイエスはライトヘビー級で2度タイトルに挑戦したドミニク・レイエスの兄。2017年のUFCデビュー戦以来、6年ぶりの試合となる。デビュー戦は試合3日前に欠場した選手の代役としてマイク・ペリーと階級上のウェルターで対戦したが、首相撲からの膝で崩れ落ち秒殺KO負け。翌年2戦目が組まれたものの負傷欠場。さらに、幹細胞注射を受けた際に脊椎が大腸菌に感染して、一時は寝たきりの状態となっていた。今年2月に復帰戦が組まれていたが、その時は手の靭帯断裂で欠場。代役でのUFC契約から6年のブランクがあり36歳となっているが、果たしてUFCで戦えるレベルに戻っているのか。

本来はナタン・レビーと対戦予定だったが、試合1週間前に欠場し、UFCデビューとなるキャンベルとの対戦に。キャンベルは昨年のコンテンダーシリーズに出場した選手。相手は現在UFC2連勝中のクリス・ダンカンで、膝とアッパーを効かせてKO寸前まで追い込んだが、ダンカンの右一発で意識を飛ばされて逆転KO負けした。MMA7勝2敗の28歳。

キャンベルの蹴りをキャッチして倒しに行くレイエスだが倒せず。カーフ。ボディストレートを入れるキャンベル。前蹴り。左右のハイを打ち込むキャンベル。四つから膝を入れるレイエスだが、キャンベルが膝を打ち返し離れる。蹴り足を掴んでパンチを入れるレイエスだが、キャンベルがこらえながら打ち返しヒット。離れたがパンチで詰めるキャンベル。顔面にもらいダウン!立ったレイエスだが、キャンベル詰めて右!ヒット。冷静にボディに打ち分けるキャンベル。キャンベルのローに組み付いたレイエスだが、肘で押して引き剥がしたキャンベル。すぐに打撃で詰める。右がヒット。ジャブもヒット。アッパーからの右でレイエスダウン!レフェリー割って入りKO!

やはり倒せるパンチを持っているキャンベル。

久々の試合の割に動きは良かったレイエスだが、パンチを効かせられてからはキャンベルの右に反応できず、ほぼもらっていた。この試合のみではUFCレベルにあるかは分からず。

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