UFC on ESPN+86:第9試合・マリナ・ロドリゲス vs. ミシェル・ウォーターソン・ゴメス

女子ストロー級。ロドリゲス8位、ウォーターソン12位。

ロドリゲスはUFCデビューから9戦で元王者エスパルザにスプリット判定負けしたのみで6勝1敗2分けだったが、直近2戦はアマンダ・レモスとビルナ・ジャンジロバに連敗。最高3位まで上がったランキングも8位まで後退している。ムエタイがバックボーンのストライカー。しかしグラウンドには穴があり、ジャンジロバにはテイクダウンされるとリカバリーできないまま判定負けしている。36歳。

ベテランのウォーターソンはここ5戦で1勝4敗で3連敗中。3連敗の最初の一戦は2年前のマリナ・ロドリゲス戦だった。本来のメインが消滅したため急遽組まれた試合で、そのためフライ級で行われた。前半はウォーターソンがタックルを切られて打撃をもらう展開だったが、終盤スタミナ切れしたロドリゲスからテイクダウンに成功し、押さえ込んだものの判定負け。37歳で、上位ランカーはすべて年下となる。

両者連敗中に組まれた、適正階級での再戦。

いきなりタックルに入ったウォーターソン。テイクダウン。ガードを取るロドリゲス。ケージ際に移動し、下から蹴りで引き剥がしたロドリゲスが立ち上がる。首図もうからボディに膝を連打。効いたウォーターソンが離れるが、すぐにまたタックルに。シングルレッグで倒そうとするがこらえたロドリゲスが再び首相撲に。膝。ボディから顔面にヒット。さらに肘を入れる。放して左右のパンチラッシュ!ダブルレッグで飛び込んだウォーターソンだが切られた。また膝を入れるロドリゲス。鼻血で顔面が真っ赤に染まっているウォーターソン。ロドリゲスが飛び膝を入れるとまた左右のパンチを打ち込む。一瞬顔をそむけて横を向いてしまうウォーターソン。距離を取ろうとするが、ロドリゲスが追いかけて首相撲に捕らえると肘・膝の連打。右眉尻をカットし顔面が真っ赤に染まるウォーターソン。ドクターがチェックするが続行。残り30秒で再開。すぐに飛び込んでパンチを入れるロドリゲスにウォーターソンが組み付くが、四つから投げてテイクダウンしたロドリゲス。ハーフで下から腕をホールドしてしのぐウォーターソン。ホーン。

1Rは10-8ついてもおかしくない差でロドリゲス。

2R。関節蹴りを放つロドリゲス。距離を詰めたところで四つに組んだウォーターソンがケージに押し込みテイクダウンを狙っていく。また首相撲に捕らえたロドリゲス。ボディに膝。ウォーターソンは仰向けに倒れることで回避する。立ち上がるが、再びロドリゲスが首相撲からボディに膝。ウォーターソンがそこに胴タックルを合わせたが、ロドリゲスが押し倒しマウント!肘の連打を打ち込むロドリゲス。背中を向けたウォーターソンにパウンド連打が入るとレフェリー止めた。

再戦はロドリゲスが圧倒。試合後のインタビューではタチアナ・スアレスとの対戦をアピールした。

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