UFC on ESPN+86:第6試合・ダン・アルグエタ vs. マイルズ・ジョーンズ

バンタム級

アルグエタはUFC1勝1敗1NC。最初の2戦は階級上のフェザーで1勝1敗だが、勝った相手は試合4日前にUFCデビューが決まった選手。バンタムに落とした前戦はUFC0勝1敗のロニー・ローレンスと対戦。タックルでテイクダウンし、ギロチンで引き込むと、マウントに移行してタイトに絞め、ローレンスが手をタップの形に開いていたが、レフェリーが落ちたと判断して止めてしまい、結局レフェリーのミスでノーコンテストにされてしまった。30歳。

ジョーンズはバンタム級前座戦線で4勝2敗と2つの勝ち越し。前戦のヴィンス・モラレスとの試合は、待ちの態勢のジョーンズにモラレスが入って行けず、モラレスも出られないという塩試合に。ヒット数にもほぼ差がない中で両者勝負に行かず、ジョーンズが辛くも判定勝ちした。試合数日前にはコーチのジェームス・クラウスが所属選手の怪我を隠して相手選手に賭けていたという不正が発覚し、ジムが閉鎖するというトラブルもあった。今回はトレイ・オグデンがコーチを務めるマラソンMMAに移籍しての初戦となる。レスリングがバックボーンの29歳。看護師の資格も持っている。

タックルに入るアルグエタ。ケージ際でこらえるジョーンズだが、アルグエタはボディロックに切り替えて投げた。すぐに背中を向けて立ち上がるジョーンズの背中に乗ったアルグエタ。両足をフックして背負われたままチョークを狙う。腕を掴んで防いでいるジョーンズだが後方に倒れる。仰向けでバックマウントの体勢から、足のフックを外して脱出して立ち上がったジョーンズ。飛び込んで右フックを入れる。アルグエタがパンチで飛び込むが、ジョーンズが下がって右を打ち込む。パンチで出たアルグエタがケージを背負ったジョーンズにダブルレッグを仕掛ける。しかし受け止めたジョーンズが入れ替えて逆にケージに押し込んでいく。アルグエタギロチンで引き込むが外れた。足で距離を作り立ったアルグエタ。詰めていくアルグエタに距離を取るジョーンズ。ホーン。

1Rアルグエタ。

2R。パンチからタックルに入ったジョーンズにアルグエタはギロチンに抱えて引き込む。しかしジョーンズは足を超えてハーフになり防いだ。ギロチンが外れるとネルソンに抱えるアルグエタだが、外れたところでパウンドラッシュするジョーンズ。立ち上がったアルグエタ。スタンドに。先にパンチで出ていくアルグエタ。パンチからダブルレッグへ入りテイクダウン。背中を向けて立ち上がるジョーンズ。アルグエタがスタンドバックからなおもテイクダウンを狙っていく。クラッチを切って離れたジョーンズ。ジョーンズワンツー。さらに右ボディから左をヒット。アルグエタがシングルレッグに入ると今度はジョーンズがギロチンに抱える。しかしケージに押し込んだアルグエタが離れ際に膝をヒット。ワンツーを返すジョーンズ。右フックから左がヒットしバランスを崩すアルグエタ。ジョーンズのシングルレッグを切ったアルグエタ。ホーン。

2Rジョーンズ。

3R。ジョーンズが左右のパンチをヒットさせる。距離を詰めて膝を放ったアルグエタにワンツーを打ち込んだ。タックルを警戒した低い構えのジョーンズ。詰めたアルグエタに左フックがヒット。スリップ気味にダウンしたアルグエタだが、すぐに立ち上がり詰めていく。間合いを詰めてくるアルグエタにパンチを入れるが、アルグエタは止まらない。ジョーンズタックルへ。切って上になったアルグエタ。バックから腕十字を狙ったが、ジョーンズは立ち上がり離れる。また詰めてきたアルグエタにジョーンズがシングルレッグを仕掛ける。ケージを背負ったアルグエタが首をギロチンに抱える。ダブルレッグで倒したジョーンズ。なおもギロチンを離さないアルグエタ。上になったが身動きが取れないジョーンズ。残り30秒で首を抜いたジョーンズだが、アルグエタすぐに起き上がりタックルへ。がぶった体勢のジョーンズ。引き剥がし離れたところでアルグエタが出ていくがタイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でジョーンズ勝利。

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