ONE Fight Night14:第8試合・ダニエル・ケリー vs. ジェサ・カーン

女子アトム級サブミッショングラップリング王座決定戦10分1R。

ケリーはONEデビュー戦はV.V Mei相手に判定なしのドロー。2戦目はグラップリングの実績のないサンビストにチョークで一本勝ち。前戦は三浦彩佳相手に首投げ→袈裟固めで攻められるも、首を抜いてバックを取りチョークを仕掛けて判定勝ち。27歳。

アメリカ生まれ・カンボジア国籍のカーンは19歳で柔術黒帯を取得。2年前にグラップリングでケリーと対戦し、カーンが判定勝ちしている。今年のムンジアルを制してカンボジア人初の柔術世界王者となった。ONEとは昨年契約しデビュー予定だったが相手の欠場により流れている。21歳。

ケリーが組みに行くとカーンは飛びつきクローズドガード。自陣まで移動するケリー。ケージに寄りかかってガードを外そうとする。下がってきたカーンだが、腕を掴んで引き込ませないケリー。下になったカーンが足を抱える。ケリーも腰を落とし、カーンはデラヒーバの体勢。マトリックスからバックを狙うカーンだが、ケリー反転してまたガードに。逆足のデラヒーバから上を取り返したカーン。腕を掴んだケリーからパスを狙いバックに回ると足を絡めてバックマウント。四の字ロック。チョーク。フェイスロックで絞めるが浅い。回転するケリー。ついていくカーンだが、さらに反転してケリーが上になった。カーンは四の字クローズドガード。ケリーは立ち上がるが、カーンはまた足を抱える。ケリー足首を掴んでアンクルホールド。レフェリーキャッチを先駆するが、ヒザまで抜けて離れた。ダブルガードからカーンが起き上がりケリーのガードに。腕を掴むケリーだが、カーンが立ってスタンド。すぐ組みに行くケリーに、カーンはまた飛びつきクローズドガード。ケリーはケージに押し込む。レフェリーはカーンに口頭で注意を与えブレイク。ホールドするなという注意の模様。またすぐ組んでいくケリーだが、カーン引き込み足を抱える。残り1分。カーンが下から脇を差してスイープ。ストレートフットロック。上から押さえ込んでディフェンスするケリー。タイムアップ。

判定基準次第だが…。

判定3-0でダニエル・ケリー勝利。

基準がわからないから何とも言えず。ポジショニングで優勢だったのはカーン。足関でキャッチが入っていたのはケリーだが。レフェリーの注意は口頭注意のみなのでジャッジに影響はしないはず。しかしあの状況でカーンにだけ注意が入るのも良く分からなかった。

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