UFC on ESPN+87:オッズ/予想と展望

グラント・ドーソン 1.22
ボビー・グリーン 4.10
ジョー・パイファー 1.24
アブドゥル・ラザク・アルハサン 4.20
アレックス・モロノ 2.42
ホアキン・バックリー 1.59
ドリュー・ドーバー 1.22
リッキー・グレン 4.50
アレクサンダー・ヘルナンデス 2.20
ビル・アルジオ 1.70
フィリペ・リンス 2.30
イオン・クテラバ 1.65
カロリーナ・コバルケビッチ 1.62
ディアナ・ベルビタ 2.36
ネイト・マネス 3.10
マテウスメンドン1.39
バネッサ・デモポロス 3.50
村田夏南子 1.32
アオリ・チロン 1.91
ジョニー・ムニョス 1.91
モンタナ・デ・ラ・ロサ 1.74
J.J.アルドリッチ 2.14

今回出場するランカーは、メインに登場するグラント・ドーソン1人のみ。プレリム出場予定だったバンタム級ランカーのクリス・グティエレスは、相手の欠場で対戦相手が変更となり、来週にスライドになってしまった。

ドーソンはUFC9戦無敗(8勝1分け)。これだけ勝っているのに下位ランカーなのは、元々フェザー級で4連勝してから、減量苦でライトに上げているためで、しかもライト級でも体重オーバーしているため、前回初めてランカーのダミル・イスマグロフと対戦し、テイクダウンからバックキープすると逃さずに完封しての判定勝ち。が、試合内容が地味だったせいか、今回もメインで組まれたにも関わらず、ノーランカートの対戦に。

グリーンは元々はレスラーだったが、UFCで戦ううちにすっかりボクシング主体の選手に。ガードを下げて相手のパンチを目でかわし、軌道の読みにくいパンチを打ち込んで倒していく。ドーソンは初メインだが、グリーンはノーランカーながら、過去にもイスラム・マカチェフ戦でメインに抜擢されている。

ドーソンが力の差を見せると考え、ドーソンが得意のチョークで一本勝ちすると予想。

セミ以下はたしかにノーランカー勢ぞろいだが、意外ともうすぐランクインレベルの選手が多く、ノーランカーにしては悪くない選手が揃っている。直近5勝1敗のモロノ vs. ベストウェイトのウェルターに落として2戦目となるKOアーティスト・バックリー、ハードパンチャーの元ランカードーバー vs. UFCでドーソンと唯一引き分けたグレンなど。

そんな中、もうすぐランクインの選手を飛び越してセミで抜擢されたのが、昨年UFCデビューし、まだ3戦目のジョー・パイファー。コンテンダーシリーズで勝ってUFCと契約した際には、ダナ・ホワイトから「みんなジョー・パイファーのようになれ」と絶賛されたアグレッシブファイターで、親の虐待を受けて家を追い出され、ホームレスだった過去もあるというどん底の人生から逆転でUFCとの契約を果たした。UFCでは2試合連続で1RKO勝ち。そんなパイファーの相手は、12勝すべてがKO勝利・うち11勝が1Rでのものという、秒の倒し屋・ラザク(ただし、2R以降になった場合は1勝4敗)。どちらが勝つにしても短期決戦になりそうな組み合わせ。

プレリム第3試合では、村田夏南子が約2年4ヶ月ぶりの復帰戦。相手はUFC3勝2敗のデモポロス。UFCデビュー戦はフライ級で判定負けし、2戦目からストロー級に落とし3連勝。RIZINでデビューした村田に対し、デモポロスはRIZIN浜崎朱加のタイトルに挑戦したジン・ユ・フレイに判定勝ちしている(ただし、判定は微妙)。バックボーンは柔術で、UFCで唯一のフィニッシュ勝利もガードからの腕十字での一本勝ち。MMAに出場する傍ら、グラップリングマッチにも出場している。村田と言えばタックラーだが、下から仕掛けてくるデモポロス相手にグラウンドで勝負できるかどうか。オッズはブランクのある村田がフェイバリット。

第1試合開始は8日朝5時から。村田の試合は6時前後に開始予定。同日のBellator300は7時半から開始で、メインカードの3大タイトルマッチは11時から開始だが、UFCは順調に行けばその前には終わる予定。

速報します。

タイトルとURLをコピーしました