コナー・マクレガーがようやくUSADAのテスティングプールに復帰/一方でUSADAは年内にUFCとの契約終了を発表/USADA CEOがUFCを猛批判(2023年10月12日)
こちらの続報。
Dana White rips ‘dirty scumbag move’ from USADA: ‘The you-know-what is about to hit the fan’ https://t.co/falaUOKekJ
— MMA Fighting (@MMAFighting) October 12, 2023
デイナ・ホワイトがUSADAとの契約終了について以下のコメント。
「まぁ言わせてくれ。あれはUSADAのアナウンスですらない。彼らのダーティーなやり方だ。アナウンスじゃない。卑劣極まりない行為だ」
「全ては本日対処される。(UFCアスリート・ヘルス&パフォーマンス担当部長の)ジェフ・ノビツキーと(UFCエグゼクティブバイスプレジデント&チーフビジネスオフィサーの)ハンター・キャンベルに任せている。この件についてはこれからが本番だ」
「我々は独立系企業に今後も支払っていくことに変わりはない。それがベストな方法だ。我々には我々の基準があるが、多くの人たちがUSADAに満足していない」
「我々の契約は年末までで、特に昨日彼らが撤回した汚い卑劣なやり方の後、別の方向に進むことに取り組んでいる。それについては後で説明する」
「スーパーボウルも近づいているし、『UFC 300』も近づいているし、コナー・マクレガーも復帰する。来年どうなるかはいずれ分かるだろう」
UFC to continue anti-doping program, announces partnership with Drug Free Sport https://t.co/W9hrH9iUtR
— MMA Junkie (@MMAJunkie) October 12, 2023
その後UFCがアンチドーピング・プログラムの継続とドラッグ・フリー・スポーツ・インターナショナルと新たに提携することを発表。ハンター・キャンベル氏は以下のコメント。
「8年前、ジェフ・ノビツキーがデイナ・ホワイト、ロレンゾ・フェティータ、ローレンス・エプスタイン(COO)、そしてチーム全体とこのプログラムを構築しようとしていた時、USADAを使う以外の方法でこれを行うメカニズムはなかった。率直に言って、プログラムの最初の6年間、USADAは素晴らしいパートナーだった。我々はプロスポーツ界で唯一無二の検査プログラムを作り上げた。構築されたプログラムをこれほど誇りに思うことはない。ここ数年、多くの人たちがそれをフォローし、目にしてきたと思うが、膨大な量のテクノロジーの変化が起きている」
「我々はUSADAとの提携を解消したわけではない。更新しないこと、そして年明けに新しいプログラムを構築することを伝えただけだ。だから検査は継続されるし、年末まで全て現状維持だ。今後数ヶ月は複雑な感じになりそうだ。コナー・マクレガーは100%テスティングプールにいる」
#UFC's Hunter Campbell accuses USADA of using Conor McGregor 'as a vehicle to advance a false narrative' https://t.co/wOEIrjeYOL
— MMA Junkie (@MMAJunkie) October 13, 2023
ハンター・キャンベル氏がUSADAに謝罪を要求し以下のコメント。
「残念なことに、彼らはコナー・マクレガーを利用して、ここ数ヶ月の間に起きたことを完全に誤って表現し、再構成した。私が断言できるのは、USADAがこの48時間に発表したことは、真実から大きくかけ離れている」
「ジェフも、私も、デイナやUFCの他の幹部も、USADAに出向いて、コナー・マクレガーが健康な状態でプログラムに復帰すること以外のことを話したことは一度もない。そうすることで、我々は彼に6カ月間のプログラム参加を要求することになる。このルールに例外はない。月曜日の電話を含め、私が何度も(USADA CEOの)トラビス・タイガートに言ったのは、コナーが6ヶ月間プログラムに参加するまで試合をするような状況はありえないということだった。そして私の言葉は、『彼が37回クリーン・テストを受けたかどうかなんてどうでもいい』というものだった。コナーは足を骨折するという大惨事に見舞われる前は、UFCで最もテストされたアスリートの一人だった」
「あの時、コナーや彼の主治医と交わした会話は試合とは関係なく、脚の周りの靭帯を含め、二度と脚を完全に使えるようにならない可能性を本当に心配していた。最後にもう一度言うが、彼らがしたことは最低だ。名誉や誠実さを自負する団体が、偽りのシナリオを進めるために彼をメディアの手段として利用したことは、不愉快であり、嫌悪感を抱かせる」続きを読む・・・