UFC on ESPN+88:第9試合・ジョナサン・マルチネス vs. エイドリアン・ヤネス

バンタム級マルチネス13位、ヤネス14位。

UFC9勝3敗のマルチネス。現在5連勝でランキング入り。アメリカ生まれ・アメリカ育ちのアメリカ人だが、父はメキシコ人、母はブラジル人。カブ・スワンソンやサイード・ヌルマゴメドフにはローキックを効かせて勝利している。第2試合に出場した同じバンタム級ランカーのグティエレスとは、同じFactory Xに所属している。前回の試合後には、レジェンドのドミニク・クルーズや元フライ級王者デイブソン・フィゲイレードと対戦したいとアピールしていたが、結局下位ランカーのヤネスとの対戦に。29歳。

ヤネスは2020年10月のUFCデビュー戦から5連勝(4KO)していた。ボクシングがバックボーンで、殺傷能力が高いパンチが武器。一方、ディフェンスは甘く、被弾して鼻血を出しつつ打ち合いに応じて打ち勝ってきた。しかし今年4月の前戦で初めて上位ランカーのロブ・フォントと対戦すると、いつも通り打たれつつ打ち合う展開から、先にフォントのパンチに効かされてしまい1RKO負け。連勝と連続ボーナスが5で止まった。29歳。

オッズは拮抗しておりほぼ五分。

マルチネスインロー。飛び込んだヤネスがワンツー。またマルチネスインロー。ちょっと嫌がったヤネス。さらにインロー。ヤネス詰めてワンツー。マルチネスはひたすらインロー。ヤネスハイからワンツー。またインロー。完全に効いた!左足をつけない状態のヤネス。パンチで飛び込んで逆転を狙うヤネスだが、ブロックしたマルチネス。またインロー。玉砕覚悟でパンチで出るヤネス。インローでダウン!ノコrい1分。立たせたマルチネス。さらにインロー。ヤネス左右のパンチで出る。がステップで距離を取るマルチネス。ホーン。

1Rマルチネス。どうにか1Rを凌いだヤネスだが絶体絶命。

2R。マルチネスのローがローブローになるが、すぐ再開。ヤネス詰めてパンチを出していく。しかし左足が踏み込めていない。マルチネス首相撲。ヤネスボディロックからテイクダウンを狙うが、こらえて引き剥がしたマルチネス。またインロー。ひたすらインロー。またダウン。ヤネス続けるとアピールするが、スタンドに戻るとなおもインロー。もう完全に片足のヤネス。パンチで出るが、今度はマルチネスがワンツー。ケージまで下がったヤネス。マルチネス冷静にインロー。さらに右をヒット。大振りの右を出したヤネスだが空振り。そしてインローでまたダウン。レフェリー止めた。

マルチネス、強烈なインローで勝利。これで6連勝。次はトップ10ランカーとの対戦か。

ヤネスは正直2Rは逆転の目もなかったし、根性で続けたものの、無駄にダメージを蓄積させただけに思えた。

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