ライト級。
マッキニーは14勝6敗、UFCでは4勝3敗で、勝っても負けてもフィニッシュ決着。現ランキング14位のマット・フレボラにはわずか7秒(UFCライト級最速決着)でKO勝ち。14勝のうち、ローカル時代の3R膝十字で勝った試合以外はすべて1Rでの勝利。今年はイスマエル・ボンフィムとナジム・サディコフに敗れ連敗。しかしサディコフ戦からわずか1ヶ月後に、試合10日前の代役として緊急出場。UFC0勝2敗のマイク・ブリーデンに序盤からプレッシャーを掛けて、ケージを背負わせたところでラッシュしまたも1RKO勝ちで連敗ストップ。相手のレベルが落ちたとはいえ、復調を感じさせる勝利だった。そこから2ヶ月で早くも再登場となる。29歳。
本来は今年UFCデビューして2連勝中のクリス・ダンカンと対戦予定だったが、ダンカンがビザの問題で入国できず、今週に入ってからUFCデビューとなるマロットの出場が決まった。空手・ボクシングがバックボーン。キャリア8勝1敗で5KO勝利。同じジムのカルヴィン・ケイターがオーナーを務めるコンバットゾーンMMAでキャリアを積んできたが、正直まだ強豪と言える相手と対戦しておらず、UFCレベルでどれだけ通用するかは未知数。26歳。
いきなり右から首相撲に捕らえ膝を入れたマッキニー。顔面にヒットしマロットダウン!パウンド連打!ガードでしのごうとしたマロットだが、鉄槌連打を打たれて背中を向けたところでさらにパウンド連打。動きがなくなりレフェリーストップ!
マッキニーまたも1Rフィニッシュ。わずか20秒。
マロット文字通り何もさせてもらえず。出した攻撃はオープニングのカーフ一発のみ。