UFC294:第10試合・イクラム・アリスケロフ vs. ワーレイ・アウヴェス

ミドル級。

ダゲスタン出身のアリスケロフ。コンバットサンボ世界王者。キャリア唯一の敗戦は、Brave CFでのハムザト・チマエフ戦。今年5月にUFCデビューすると、UFC4勝2敗のフィル・ハウズに打撃で攻め、右で顎を撃ち抜いて1RKO。武器の組みの強さを見せる前に勝利した。
試合後にはレスリングエリートのボー・ニッカルとの対戦をアピールしている。2戦目で早くもメインカードに登場。しかも、当初の相手はランカーのナッソーディン・イマヴォフだった(2週間前にイマヴォフが欠場)。30歳。

代役出場するのは、9年前のTUFブラジル3で優勝したワーレイ・アウヴェス。デビューから4連勝、コルビー・コビントンにも必殺のギロチンで一本勝ちしているが、その後は4勝6敗と負け越しで、ランキングには入れないレベルにとどまっている。現在、ジェレマイア・ウェルズとニコラス・ダルビーに敗れて連敗中。バックボーンはキックで、ブラジル王者にもなっている。TUF後はウェルターに落としていたが、今回は9年ぶりにミドルに上げての試合となる。32歳。

ローを蹴るアウヴェス。アリスケロフがジャブを入れる。前蹴り。詰めてカーフキックを入れたアウヴェス。右を打ち込んだアリスケロフ。ジャブでアウヴェスダウン。立ったがケージを背負ったアウヴェスに飛び膝!さらに左右のパンチラッシュ!アウヴェスしゃがみこむようにダウンしKO!

アリスケロフ圧勝。本来階級下のアウヴェスでは厳しかったか。

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