ROAD FC066:メインイベント・キム・スーチョル vs. 原口央

バンタム級(63kg)トーナメント決勝戦

スーチョルはRIZINで扇久保に判定勝ち。昨年の大晦日はBellatorとの対抗戦にRIZIN代表として出場し、フアン・アーチュレッタにスプリット判定負け。トーナメント一回戦はロシアのアレクセイ・インデンコをギロチンで秒殺、準決勝はブラジルのブルーノ・アゼベドに判定勝ちして決勝進出。31歳。

原口はZSTでプロデビュー。GLADIATORフェザー級でタイトルを獲得すると、VTJ2021では宇野薫に判定勝ち。昨年RIZINで2戦するも、関鉄矢・中原に判定負け。今年からバンタムに落としている。一回戦でムン・ジェフンに判定勝ちし、8月の準決勝は相手の体重オーバーによる失格で不戦勝。28歳。

詰めるスーチョル。右。原口タックル。切ったスーチョルは首を抱えてギロチン。下になってディフェンスする原口。スーチョル放したがまたギロチン。ケージに押し込みながら絞める。かなりタイトだったが、また下になり外した。原口下から腕十字も、スーチョル肘を抜いてディフェンス。上になりがぶるスーチョルだが、原口スイッチで抜けてバックを取る。ケージ際でテイクダウン狙い。両足をホールドして寝かせようとする原口。スーチョル立ってスタンドバックに。スーチョルが正対したところで原口はリフトしテイクダウン。今度はスーチョルがガードから腕十字狙い。クラッチしてディフェンスする原口。蓮下。担ぎパスからバックに回った原口。ハーフバックから立ったスーチョル。またスタンドバックの体勢。キムラを狙う原口だが、スーチョルカウンターの腕十字。スッポ抜けてスーチョルががぶりの体勢。またギロチン。引き込んで絞めたがゴング。

2R。スーチョル飛び蹴り。ボディブロー。またタックルをがぶるスーチョル。しかしシングルレッグに入った原口。奥足を掴んで寝かせようとする。しかしスーチョルスイッチからバックに回った。原口前転して足関を狙うが、スーチョルクルスフィックスで押さえるとパウンド。足で押さえられていた腕を抜いたがマウントに移行するスーチョル。亀になり股下から抜けた原口がまたテイクダウン狙い。強引にバックを狙った原口だが立たれた。パンチを打ち込む原口。スーチョルも打ち返すがちょっとスピードが落ちている。ミドルをキャッチしてシングルレッグに入った原口だが、腹に膝をもらい一瞬効いた!スーチョルバックからパンチ連打。立った原口。両者やや疲れが見える。スーチョルの左が入り、一瞬遅れて原口ダウン!鉄槌連打!KO!

スーチョルがバンタム級トーナメント優勝。原口もレスリングで対抗し、パンチラッシュで攻める場面もあったが最後は力負けした。

負けた原口にもインタビュー。ここで取り返したいものがあるので来年リベンジしたい、そろそろスーチョルにスイッチを買ってあげてとコメント。

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