UFC on ESPN+89:第8試合・ホドリゴ・ナシメント vs. ドンテイル・メイエス

ヘビー級。ナシメント15位。

ナシメントはUFC3勝1敗1NC(NCはアラン・ボドウにKO勝ちした試合が、禁止薬物検出により変更となったもの)。負けた相手はクリス・ドーカスで、45秒でのKO負け。10勝のうち2KO・6一本勝ち。UFCデビュー戦の相手がメイエスで、打撃で積極的に攻めたナシメントが2Rにテイクダウンからのパウンド→背中を向けたところにチョークで一本勝ちしている。30歳。

メイエスUFCデビューから2連敗の後、3勝1敗1NCで、ナシメントとの再戦&ランカー挑戦の機会を得た。バックボーンは柔道。前戦は元王者でUFC最多勝にあと1と迫っていたアンドレイ・アルロフスキー戦で、右オーバーハンドでダウンを奪ってのパウンドでKO勝ち。とはいえ、ここ最近の試合内容を見ても、ランカーに挑戦するレベルではない。もっとも、15位のナシメントもそこまでのレベルではないが。31歳。

パンチで出るナシメント。積極的に出ていく。クリンチアッパーを入れた。メイエス圧されている。出てくるナシメントに肘を入れたが、ナシメント首相撲膝を一発ヒット。左がヒットしてちょっと効いたメイエス。メイエスタックルへ。テイクダウンされたがすぐ立ったメイエス。なおも押し込むナシメント。ホーン。

1Rナシメント。

2R。ナシメントパンチで出る。ケージに詰めて右ハイ。さらにパンチを打ち込む。メイエス打ってこいとアピール。ナシメントダブルレッグに。しかしケージでこらえたナシメント。離れる。首相撲で組んでクリンチアッパーを入れたナシメント。メイエス疲れたのか、ガードが下がり気味。見合いの展開が増えて、客席はスマホの画面を振って煽る。ホーン。

2Rナシメント。

3R。ナシメント首相撲から膝。メイエスはガードを下げてカウンター狙い。足も止まっている。ナシメントのハイはブロック。メイエス手が出ない。スタミナ切れか。ナシメントも倒しには行かない。組んでクリンチアッパーを入れたナシメント。メイエス入れ替えてケージに押し込むが、引き剥がしたナシメント。メイエスタックル。しかし止めあっれる。ナシメントクリンチアッパー。離れた。最後に出てくるナシメントのバック肘を狙ったメイエスだがタイムアップ。

30-27、29-28×2でナシメント勝利。

しかしランカーの試合とは思えない低レベルの試合。これがヘビー級クオリティ。

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