UFC295:第3試合・ジョン・カスタネーダ vs. カン・ギョンホ

当初バンタム級だったが、ファイトウィークに138ポンドに変更。

UFC3勝2敗のカスタネーダ。バックボーンはレスリング・柔術UFCデビュー戦で判定負けした後に2連続フィニッシュ勝利。次のダニエル・サントス戦も1Rにダウンを3度奪いKO寸前まで追い込んでいたが、攻め疲れして逆転KO負け。前戦はUFCデビュー戦となるタジキスタンのムイン・ガフロフから1Rにダウンを奪い、3Rにはテイクダウンしての判定勝ち。31歳。

Mr.パーフェクトことギョンホはUFC8勝3敗1NC。兵役による3年半のブランク後は6勝2敗で、負けた相手はヒカルド・ハモスとハニ・ヤヒーラのブラジリアン。勝ち越していて現在2連勝中だが、中堅以下との対戦が続いている。バンタム級で185cmの長いリーチを持つ。19勝中12の一本勝ち。UFCデビューから10年のベテランで36歳。

詰めていくギョンホだが、カスタネーダが距離を取りつつ先にパンチをヒットさせる。リーチに勝るギョンホだが捕まえることが出来ない。カスタネーダが下がりながら、ギョンホの入ってくるところにカーフ、ミドルを当てていく。ケージに詰めようとするギョンホ。右ミドル。カスタネーダの左ハイに右を合わせたギョンホ。残り1分。まだ距離が掴めていない様子のギョンホ。詰めても先に打撃をもらってしまう。カスタネーダのローに右を合わせた。ホーン。

1Rは打撃の手数でカスタネーダ。

2R。圧を強めてきたギョンホ。カスタネーダの蹴りをキャッチしてケージ際まで持っていくと放して飛び膝を出したが空振り。ギョンホこのラウンドは手数を出している。しかしカスタネーダが組んでバックに回る。スタンドバック。ケージ際まで移動したギョンホだが、カスタネーダ小股掬いでテイクダウン。ギョンホケージで立った。カスタネーダ離れる。ミドルを入れたギョンホにボディを返すカスタネーダ。また組まれてバックを取られるギョンホ。ケージ際で正対して膝。しかしカスタネーダがパンチで打ち勝つ。左ボディ・ミドル。ギョンホが下がりだした。左右のパンチから左ストレートをもらったギョンホ。連打で出ていくカスタネーダ。残りわずかでタックルに入るが、受け止めて膝を入れるギョンホ。ホーン。

2Rもカスタネーダ。

3R。圧を強めるカスタネーダ。ボディから顔面にパンチをヒット。ギョンホも詰めてきたが、手が出ていない。ワンツーを出したギョンホだが、カスタネーダが引かずに出るとワンツーからカーフ。左が顔面を捕らえる。打ってこいとアピールするギョンホ。しかしカスタネーダが手数を出す。お互いのパンチが当たっているが、カスタネーダここでタックル。ケージ際で尻もちをついたギョンホ。カスタネーダレッグマウント。ギョンホ立てない。立ったがバックを取られた。正対したギョンホ。膝を入れて放したが、カスタネーダ下がらずパンチを入れる。またタックルからスタンドバックを取るカスタネーダ。また小股掬い。立ったがカスタネーダタックルでまた倒す。バックを狙う。が、前に落ちた。ギョンホギロチンに抱えたが振りほどかれた。最後に出ていくギョンホ。パンチがヒットしたがタイムアップ。

三者フルマークでカスタネーダ勝利。

カスタネーダが打撃で上回り、後半はタックルも混ぜて完勝。

ギョンホは終始劣勢のまま、自分の攻めをさせてもらえず。

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