女子フライ級。ライカ1位。
48歳ライカ。3連敗していたが、今年はプロデビュー戦の渡邉・Nagiに勝利し2連勝。今回の相手重田も今年4月にプロデビューしたばかりだが、過去2戦とはレベルが違う。
重田はまだMMAを始めてから1年。3月のアマデビュー戦で現北岡夫人・天野に1Rマウントからの腕十字で勝利すると、翌月プロデビュー。高本レフェリーの娘である高本千代からグラウンドで上になり、下からの攻めを凌いで判定勝ち。8月の2戦目はプロ0勝1敗のソン・ヘユンにバックから腕十字を仕掛けて1R一本勝ち。今回は本来のストローより上のフライでの試合となる。高校柔道で都大会2位。20歳。
ジャブ、ローで牽制が続く。重田シングルレッグ。テイクダウン。ケージ際で寝かされずに立ち上がるライカだが、重田ボディロックを放さずにすぐまたテイクダウン。パウンド。ハーフからバックに回り、パンチを入れながらチョークを狙う。パンチ・肘の連打。ライカ動けず打たれている。右のパウンド連打からバックマウントに。残り1分。左右のパンチ連打。ライカ逃れられない。ストップされてもおかしくない。ホーン。
1R10-8、10-9×2で重田。
2R。ライカが大振りのフックを放った際にスリップ。上を取る重田。ケージで立ったライカだが、重田すぐにボディロックからテイクダウン。ハーフで背中越しにライカの腕を固定してパウンド。マウント!パウンドからチョークへ。真後ろではないので放した重田。またパウンド連打。バックマウント。仰向けにした重田は四の字バック。残り1分でマウントに移行。体を伸ばしてパウンドを入れるが、レフェリー止めない。またチョークを狙うがホーン。
2R三者10-9重田。
3R。ライカダメージはなさそう。ジャブで牽制するが、タックルを警戒して間合いには入れない。左右のフックを出す。手を出すがパンチが届かない距離。ライカが出たところにタックル。すぐにバックに回る。ライカ立ったがジャーマンで投げた。また立ち上がるがまたジャーマン。バックから両足フックした重田。仰向けになりチョーク。残り1分でライカ反転しかけたが、ついて行ってバックキープする重田。ライカ腕を掴んで耐えるのみ。残り5秒でマウントから腕十字。延ばしたがタイムアップ。もうちょっと早く仕掛けたかった。
判定30-27×2、30-26の3-0で重田勝利。
危なげなかったが、フィニッシュしたかった。1Rのパウンドで止めていい試合だったが。