UFC295:第9試合・ディエゴ・ロペス vs. パット・サバティーニ

フェザー級

5月にUFCデビューしたロペス。試合4日前に代役としてUFCと契約すると、いきなりナンバーシリーズのメインカードでランカーのモフサル・エフロエフと対戦。無敗のエフロエフにパンチを効かせ、ガードからの腕十字であわやの場面を作り、判定負けしたが健闘した。8月に早くも組まれた2戦目では、UFC4勝2敗のギャビン・タッカーと対戦。タックルに来たタッカーに飛びつき三角を仕掛け、三角十字で1R一本勝ち。今回もノーランカーながら、MSG大会のメインカードに抜擢されている。メキシコで自らのジムを開設し、柔術のインストラクターも務める。28歳。

サバティーニはUFC5勝1敗。18勝中、一本勝ちが12あるグラップラーで、ヒールでの勝利も3つある。D-1レスラーで、柔術でもダニエル・グレイシーの黒帯。UFCで唯一の敗戦はデイモン・ジャクソン戦で、序盤組み付きに行こうとしたところでパンチを効かされ、そのまま投げられマウントからパウンドを打ち込まれてのKO負け。33歳。

オッズは僅差だがサバティーニがフェイバリットになっている。

サバティーニの右がヒット。詰めたロペスにサバティーニがタックル。受け止めると投げたロペス。サイド。スクランブルですぐ立ったサバティーニだが、立ち際にロペスのアッパー、右フックがヒット!サバティーニ効いて後退。さらに追い打ちでパンチを入れて倒すとパウンドラッシュ!サバティーニの意識が飛んでKO!

初戦で無敗ランカーのエフロエフ相手に互角の攻防を見せたロペスだが、その後の試合を見ても実力は本物。

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