UFC295:第7試合・タバタ・ヒッチ vs. ルーピー・ゴディネス

女子ストロー級。ヒッチ10位、ゴディネス13位。

日本の女子格闘技プロモーション・SEI☆ZAに所属し、1年ほど日本に住み込みながら格闘技のトレーニングを積んでいたヒッチ。バックボーンは柔道・柔術。緊急のUFCデビュー戦で、現トップランカーのマノン・フィオロと階級を上げてフライ級で対戦したがKO負けでキャリア初黒星を喫したが、本来のストローに戻すと4連勝。前戦はフライ級から落としてきたギリアン・ロバートソンに、手数でスピードで圧倒したが、パンチをヒットさせても倒す気配はなかった。28歳。

メキシコのゴディネスはUFCデビューの2021年に4試合、昨年は2試合、今年はこれで4試合目で、2年7ヶ月で10試合目となる。試合翌週に階級上のフライで戦ったこともある。今回も、9月のメキシコ独立記念日大会から2ヶ月未満での出場。前回のエリース・リード戦は、打撃ではパンチでダウンを奪い、テイクダウンするとグラウンドでも圧倒。2Rチョークでタップを奪い、3連勝でランキング入りした。30歳。

打撃戦から組み付いたヒッチ。ボディロックからテイクダウンを狙う。ケージによりかかって防いだゴディネス。離れた。ワンツーを入れたゴディネス。ゴディネスの左がヒットしヒッチダウン!すぐに立って組み付いたヒッチ。ケージに押し込む。肘。しかしゴディネスが膝を打ち込んで引き剥がした。残り1分。ゴディネスガードを固めて出る。組み付いてきたヒッチを引きはがした。1R残りわずかで詰めたゴディネスにワンツーがヒット。一瞬腰が落ちたゴディネス。ホーン。

最後にぐらついたが、1Rはダウンを奪ったゴディネスが取ったか。

2R。またゴディネスが詰めていく。カーフを入れるヒッチ。ゴディネス左をヒット。さらにスーパーマンパンチ。下がり気味のヒッチだが右を当てる。また左を入れたゴディネス。詰められ下がるヒッチ。タックルに行くが足に触れず切られた。左ハイを入れたがゴディネスジャブを突いて出る。またタックル。切られた。ワンツーを入れたゴディネス。ヒッチもパンチを返す。残りわずかでバランスを崩し下になったゴディネス。ヒッチ上になるがホーン。

2Rゴディネス。最後にバランスを崩したのはバッティングか?

3R。ゴディネス3Rも出ていく。打ち返すヒッチ。またちょっと頭が当たった。ヒッチ組み付いた。ケージに押し込み両脇を差しているが、クラッチさせずに肘で引き剥がしたゴディネス。ヒッチシングルレッグに。が、切られた。またパンチで出るゴディネス。右が相打ち。ヒッチちょっと疲れが見える。ゴディネスのジャブが捕らえる。残り1分。逆にゴディネスがシングルレッグ。ヒット切った。ゴディネスのパンチがヒット。タイムアップ。

30-27ヒッチ、29-28×2のスプリットでゴディネス勝利。

30-27ヒッチは謎すぎる。ブルース・バッファーもおかしいと思ったのか、発表前にジャッジに確認していた。

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