UFC on ESPN+90:オッズ/予想と展望

ブレンダン・アレン 1.24
ポール・クレイグ 4.30
マイケル・モラレス 1.34
ジェイク・マシューズ 3.40
チェイスフーパ1.46
ジョーダン・レビット 2.80
ペイトン・タルボット 1.13
ニック・アギーレ 6.50
ルアナ・ピニェーロ 2.95
アマンダ・ヒバス 1.42
ウロシュ・メディチ 2.20
ムイクティベク・オロルバイ 1.70
ジョナサン・ピアース 1.77
ジョアンダーソン・ブリート 2.10
チャド・アンヘリガー 2.60
ホゼ・ジョンソン 1.52
クリスチャン・リロイ・ダンカン 1024
デニス・トゥルーリ4.20
ミック・パーキン 1.28
カイオ・マシャド 3.85
ジェカ・サラギ 4.90
ルーカス・アレクサンダー 1.19
ルーシー・プディロヴァ 2.54
アイリーン・ペレス 1.54
トレイ・オグデン 2.10
ニコラス・モッタ 1.77
チャールズ・ジョンソン 2.24
ハファエル・エステバム 1.68

メインはミドル級屈指のグラップラー対決。アレンは22勝中13一本勝ち、クレイグは17勝中13一本勝ち。両者とも実質初メインとなる。

アレンは現在5連勝中。UFC10勝2敗のハイアベレージで、負けた相手は現王者ストリックランドとランカーのクリス・カーティス。両者共にノーランカーだった頃に対戦し敗れている。初のランカー挑戦試合だったアンドレ・ムニス戦では、試合当日にメインが消滅し、3Rマッチのままメインに昇格。ホナウド・ジャカレイの腕を腕十字で折って引退させたムニスに対し、前半は打撃でリードした上で、3Rにテイクダウンからバックを奪って得意のRNCで一本勝ちした。

クレイグはUFCトップの下攻めファイター。17勝すべてがフィニッシュ勝利で、4KO・13一本勝ち。後にライトヘビー級王座決定戦にも出場したマゴメド・アンカラエフのUFCデビュー戦では、常にテイクダウンを奪われて上から攻め続けられる展開から、試合時間残り1秒で三角を決めて一本勝ち。同じく、後にライトヘビー級王座を獲得したジャマール・ヒルには、三角十字で腕を折り、三角クラッチで捕らえたまま肘を打ち込んで1RKO勝ち。寝技が強い一方、テイクダウン成功率は23%と低く、そのためグラウンドに持ち込むのに引き込みを多用するという、反現代MMAなファイトスタイル。そのため負けも多かったが、ライトヘビー級で4連勝しランキングにも入っていた。前回よりミドル級に落とし、初戦がアレンに負けた直後のアンドレ・ムニスと対戦。相変わらず引き込みを見せてはいたが、2Rにタックルからテイクダウンを奪うと、マウントからのパウンドラッシュでTKO勝ち。ライトヘビーでは色物枠にとどまっていたが、適正階級でこの特異なファイトスタイルがどこまで通用するか。

寝技勝負では、さすがに引き込みからの攻めはアレンには通用しないだろう。よくあるグラップラー同士の打撃戦になるとしたら、打撃で上回るアレン有利の展開になる。クレイグもけっこう打撃で勝負するが、ディフェンスには穴がある。

アレンKO勝ち。

第3試合には昨年のRoad To UFCライト級準優勝のジェカ・サラギがUFCデビュー戦を行う。決勝で敗れたアンシュル・ジュブリは、先月のUFC294でUFC0勝3敗のマイク・ブリーデンと対戦。序盤からボクシングで攻勢だったジュブリだが、後がなくなったブリーデンの猛攻に3R逆転KO負け。しかも、それで契約満了となったブリーデンとUFCは再契約せず、ブリーデンはRoad To UFCウィナーに勝ったにも関わらず放出されている。

サラギの相手はUFC1勝1敗のルーカス・アレクサンダー。ジュブリよりさらに評価が低いサラギだけに、当然のごとく大幅アンダードッグ。正直UFCは契約しなかった方が良かったと思えるレベルの選手だが、来年以降のRoad To UFCことを考えると、あまり無様な試合はしてほしくない。

ザラギ以上にアンダードッグになっているのはUFC0勝1敗のニック・アギーレ。相手はコンテンダーシリーズを経てこれがUFCデビュー戦となるペイトン・タルボット。デビュー戦がいきなりメインカードという扱い。2021年にプロデビューすると、全試合殴り勝ってのKO勝ちで、今年8月にコンテンダーシリーズに出場。トレイシー・コルテスの弟レイエス・コルテスに対し、序盤はスタンドでバックを奪われる展開で、2R以降打撃がヒットするようになったものの、ダウンは奪えずキャリア初の判定勝ち。試合順とオッズで期待が大きいことはわかるが、果たしてその期待に応えることができるのか。

第1試合開始は19日朝4時。速報します。

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