女子ストロー級。ピニェーロ9位、ヒバス10位。ブラジル人ランカー対決。
ピニェーロはUFCデビューから3連勝中。バックボーンは2歳から始めた柔道。2016年の地元リオオリンピック出場を目指していたが予選で敗退。22歳の時にロンダ・ラウジーに憧れてMMAに転向した。前戦は元メインイベンターのミシェル・ウォーターソンで、強引な投げを防がれ、手数が互角の僅差の試合となったが、スプリット判定勝ち。29歳。
UFC6勝3敗のヒバス。フライとストローの両方で戦っており、両方でランカー。ここ3戦はフライ級で1勝2敗。2年ぶりのストロー級での試合となる。こちらも柔道がバックボーンで、ナショナルチームに入っていたことがある。柔道家らしい首投げ→袈裟固めが得意。前戦はフライ級ランカーのメイシー・バーバーとの一戦で、2RパウンドでKO負け。30歳。
飛びこんでパンチ3連打を入れたピニェーロ。さらに飛び込む大振りの左右の連打を打ち込む。ヒバスが出てきたがピニェーロ右オーバーハンドをヒット。インロー。ヒバスはプレスしていくが、先に手を出すのはピニェーロ。左右のフックがヒット。ヒバスバックスピンキックからパンチの連打。しかしピニェーロも荒いパンチを打ち返す。ヒバスがプレスしてケージまで下がったピニェーロだが、また大振りのワンツーをヒット。また詰めてきたヒバス。残り1分。ヒバス組んでケージに押し込んだ。引き剥がして離れるピニェーロ。また大振りのパンチを入れるピニェーロ。ヒバスの蹴りはステップしてかわす。ホーン。
1Rピニェーロ。
2R。また詰めてくるヒバス。ピニェーロはサークリング。詰めたところに右を当てる。ヒバスローキック。しかし詰める割にはヒットが少ない。蹴りも空振り。右を当てたピニェーロ。ヒバスのローに右を合わせる。ワンツーを入れたヒバス。圧を強めてきた。ヒバスの3連打に左を返したピニェーロ。ヒバスのバックスピンキックをキャッチしてテイクダウンを狙ったピニェーロだが振りほどくとバックブロー。さらにワンツーを入れたヒバス。ヒットが増えてきた。ピニェーロもバックブローをヒット。ヒバスのローをキャッチするも放す。ヒバスのパンチ3連打がヒット。ピニェーロ右オーバーハンド。さらにもう一発。また出てくるところに右を合わせていく。残り1分。ピニェーロもワンツーを入れる。サイドキックからバックブローをヒット。ヒバスのワンツーがヒット。バックスピンキックがボディにヒット。さらにハイ。ホーン。
2Rヒバスか。
3R。蹴りをキャッチしたピニェーロ。ヒバスボディロックからテイクダウンするが、ピニェーロ立ち上がるとが払い腰で投げた。アナコンダの体勢。しかしクラッチが外れた。バックに回ろうとしたがヒバススクランブルでガードを取る。下からオモプラッタ。腕を抜いたピニェーロだがヒバスその瞬間に立った。バックスピンキックを入れるヒバス。さらにワンツー。ピニェーロ後退。ヒバスどんどん詰めて打撃で攻め続ける。右がヒット。消耗しているピニェーロ。バックスピンキックが頭部にヒット!出ようとしたピニェーロに右が入り崩れた!ヒバス鉄槌連打!レフェリーストップ!
序盤はピニェーロがうまく戦っていたが、2R以降ヒバスが圧を強めていき、消耗したピニェーロを打撃で仕留めた。
ピニェーロはUFC4戦目で初黒星。