UFC on ESPN+90:第4試合・ジェカ・サラギ vs. ルーカス・アレクサンダー

フェザー級だったが、アレクサンダーが2ポンドオーバーし、キャッチウェイトに。

ジェカ・サラギは昨年のRoad To UFCライト級準優勝。一回戦はインドのパワン・マーン・シン相手にバックブローでダウンを奪い、パウンドでKO勝ち。昨年・今年と2年続けて全階級に選手を出しているインドネシア勢だが、一回戦で勝ったのはこのサラギのみ。準決勝は一回戦で鹿志村をKOしたGladiatorライト級王者のキ・ウォンビンと対戦し、まさかの1RKO勝利で決勝進出。が、決勝では先月のアブダビ大会でUFCデビューし、0勝3敗の相手にKO負けしたアンシュル・ジュブリから、テイクダウンを奪われるとグラウンドがザルでパウンドでKO負け。正直、準優勝でもUFCと契約しなくていいレベルに思えた。今回はフェザーに落としての試合となる。バックボーンは武術で、全国大会で優勝している。28歳。

当初はUFC0勝1敗のジェシー・バトラーと対戦予定だったが、先月末に欠場となり、代役でルーカス・アレクサンダーが出場。ブラジルのアレクサンダーはUFC1勝1敗。昨年10月のUFCデビュー戦は同じブラジルのジョアンダーソン・ブリートにスタンドバックを取られると、バックからチョークを絞められ1R一本負け。今年3月の2戦目は、UFC3勝4敗のスティーブン・ピーターソンにカーフを効かせ、3Rにはパンチでダウンも奪っての勝利。バックボーンはキックで、アマチュアで100戦以上のキャリアがある。28歳。

右を入れたアレクサンダー。また右がヒットし、サラギケージを背負う。しかしシングルレッグでテイクダウン。下から足関を狙ったアレクサンダー。サラギ回転して足を引き抜くと、アレクサンダーそのタイミングで立ち上がり距離を取ろうとする。背中を向けたアレクサンダーを追いかけて右!アレクサンダーダウン!追い打ちのパンチを入れるサラギ。KO!

お荷物ファイターと思われていたサラギがまさかの1RKO勝ち。RTUでのウォンビン戦といい、一発で仕留める力は持っている。

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