UFC on ESPN52:第4試合・ドラッカー・クロース vs. ジョー・ソレッキ

ライト級。

クロースはUFC7勝2敗。負けた相手はデイヴィッド・ティーマーと、メインに登場するベニール・ダリウシュ。ダリウシュ戦はパンチをヒットさせてダリウシュを下がらせたが、追って出たところにカウンターを効かされ、追い打ちのパンチでKO負けした。セミに登場するボビー・グリーンには5年前に判定勝ちしている。バックボーンはレスリング。UFCでの7勝のうち、1試合のみKOで、あとは判定勝ちの手堅いスタイル。膝前十字靭帯の損傷で1年4ヶ月ぶりの試合となる。戦績はハイアベレージだが、35歳と若くないだけに、早くランキングまで駆け上がりたいところ。

ソレッキもUFC5勝1敗の高成績。極めの強いグラップラー。6歳から始めた柔術は黒帯。13勝中8つの一本勝ちがあるグラップラーで、そのうち7つがRNCでの勝利。負けた相手はジャレッド・ゴードンで、1Rはテイクダウンからグラウンドに持ち込み圧倒したが、2R以降スタミナが切れ、テイクダウンも奪えなくなってのスプリット判定負け。

ソレッキいきなりシングルレッグ。テイクダウン。ハーフ。ケージ際に自分の体を入れて立たせないようにしている。起き上がろうとするクロースのバックを雑に取りに行くところで反転され下に。ガードから肘を入れるクロース。腕十字。クロース持ち上げて頭から叩きつけると側頭部を打ち付けてソレッキ失神!KO!

ソレッキは腕十字がけっこう深く入っていたのか、持ち上げられても両手を放さず、受け身が取れずに頭から落ちてしまった。

クロースはフィニッシュはアクシデント的ではあったが、ブランク明けの勝利で3連勝、UFC8勝2敗とした。戦績的にはランカーに挑戦する資格は十分。

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