ライト級。ターナー12位、グリーン13位。
当初はダン・フッカーとグリーンがセミにも関わらず5Rマッチで対戦予定だったが、試合10日前にフッカーが負傷欠場となり欠場。代役としてターナーが緊急参戦するが、通常の3Rマッチに変更となっている。
緊急出場で下位ランカーと対戦するターナー。昨年まで5連勝してランキング入りしたが、今年はマテウス・ガムロットとダン・フッカーに連続スプリット判定負けで、勝ち星がないまま年越しとなるところだった。ガムロット戦は前半ターナー、後半はテイクダウンを取られてガムロット優勢の僅差の試合で、フッカー戦も打撃で互角の展開だったが、3Rにグラウンドで下になったのが響いて判定負け。ライト級で195cmのリーチを誇り、急な代役としては嫌な相手。MMAを始める前はプロのスケートボーダーだった。28歳。
グリーンは中堅以上ランカー未満のポジションだったが、前回無敗でUFC8連勝中のグラント・ドーソンと対戦すると、1Rに左でダウンを奪ってパウンドでKO勝ち。ビッグアップセットで37歳にしてランキング入りを果たした。バックボーンはレスリングだが、ノーガードからのトリッキーなパンチが武器。こちらもまた特異なスタイルで、準備期間なしでは戦いたくないであろう相手。37歳。
オッズは緊急出場のターナーがフェイバリット。
相変わらずのノーガードの構えで関節蹴りを見せるグリーン。ターナーのパンチは上体の動きでかわす。しかしターナーのワンツーがヒット。詰めるグリーンだが、リーチが長いターナーが先に手を出していく。左ハイ。ヒットして飛び込んだが、グリーンが組み付いて入れ替え離れる。右が入ってグリーン効いた!すぐにつめてワンツーを打ち込みダウン!ターナー上になりパウンド!完全に効いているがレフェリーなぜか止めない。打たれ続けてグリーンの意識が飛んでようやく止めた。
最初のダウンの仕方を見たらパウンドですぐ止めて良かった内容。ストップが遅すぎる。