ライト級。
アフガン難民の両親からドイツで生まれたハクパラスト。UFCでは6年間で7勝4敗。負けた相手はデビュー戦のマーチン・ヘルドの後はドリュー・ドーバー、ダン・フッカー、ボビー・グリーンとランカークラスの相手のみ。しかしランカー相手には勝てていないということでもある。キックから格闘技を始めていて、MMAでも一本勝ちはないストライカー。15勝中9KOしているが、うち8KOがローカル時代の戦績で、UFCでは1KO6判定勝ち。打撃の手数で勝つことが多い。28歳。
オーストラリアのムラーキーはUFC5勝4敗。ローカル時代に同じオーストラリアのアレクサンダー・ヴォルカノフスキーと対戦経験がある(1RKO負け)。ヴォルカノフスキーと同じくラグビーからの転向組で、フィジカルの強さが武器。29歳。
今年2月のオーストラリア大会で両者の対戦が組まれていたが、ハクパラストの負傷欠場で実現しなかった。ムラーキーは代役でUFCデビュー戦となる20歳で11戦全勝のフランシスコ・プラドと対戦し完勝している。
打撃戦。パンチから左ミドルを入れたハクパラスト。さらに左フックが入りムラーキーダウン!膝を着いたムラーキーにハクパラストすかさず首を抱えてのクリンチアッパー連打!顔面に連打を打ち込み続ける。もらいながらも立ち上がったムラーキーになおも連打を入れるハクパラスト。再度崩れたムラーキーを見てレフェリー止めた!
ハクパラスト、勝機を逃さずにラッシュをまとめてUFC2度目のKO勝ち。