ライト級。
2週間前に組まれていた試合だったが、ガルシアが試合直前に体調不良となり中止。仕切り直しで組まれたが、減量によるダメージを考慮し、本来のフェザーではなく階級上のライトで組まれている。
ガルシアはUFC参戦前はバンタム級だったが、UFCデビューからはライト級で1勝2敗。フェザーに落とした4戦目は、グラップラーのチェイス・フーパーにパウンドで1RKO勝ち。前戦はUFC3連勝中だった中国のシャイラン・ヌアダンビク相手に1Rダウンを奪われたが、2Rにボディを効かせて2試合連続のKO勝ち。14勝中11のKO勝ちがある。31歳。
コスタは今年1月のUFCデビュー戦で代役で元ランカーのティアゴ・モイゼスと対戦。テイクダウンを奪われチョークで一本負け。階級をフェザーに落とした2戦目は、UFC2勝2敗のオースティン・リンゴに1Rにミドルを腹に効かせ、その後も打撃で上回りUFC初勝利。幼少期には皮膚の白斑がコンプレックスで、同じ白斑のファイター・スコット・ヨルゲンセンを見たことがきっかけでMMAを始めた。27歳。
組んでスタンドバックについたコスタ。持ち上げて倒してバックマウントを狙ったが、足のフックがかからずに立たれてまたスタンドバック。なおもバックから足を絡めようとするコスタ。しかし足のフックは許さないガルシア。また投げてバックを狙う。が、立たれる。ガルシアも良く防いでいるが、逆に逃げることも出来ないまま時間が過ぎていく。また投げたがまた立たれる。残り1分。何度も倒すが、その度に立つガルシア。正対したところで両者肘を狙った。ホーン。
1Rコスタ。
2R。コスタシングルレッグでテイクダウン。しかしガルシアがすぐにスクランブルで立った。膝からワンツー。ヒットしてコスタダウン!ガルシアパウンドラッシュからマウント!亀になったコスタからバックマウントにしてパウンド連打。チョーク。正対して外したコスタだが、ガルシアの強烈な肘連打がヒット!レフェリーストップ!
1Rにコスタのテイクダウンをしのぎ切ったガルシアが逆転で3試合連続KO勝ち。