UFC296:第3試合・タギル・ウランベコフ vs. コーディ・ダーデン

フライ級。ウランベコフ12位、ダーデン15位。

ロシアのウランベコフはUFC3勝1敗。負けた相手はティム・エリオット。ダゲスタン出身で、ヌルマゴのEagles MMA所属。レスリング・コンバットサンボがバックボーンだが、エリオットには序盤テイクダウンを奪われたのが響いて判定負け。前戦はバンタム級3勝1敗からフライに落としてきたネイト・マネス相手にタックルからテイクダウンを奪うと、パスしてマネスがうつ伏せになったところをギロチンに捕らえて1R一本勝ちした。32歳。

ダーデンはUFC5勝2敗1分けで、現在4連勝中。元王者のフィゲイレードが階級をバンタムに上げてバンタム級ランカーとなったため、枠が空いたところでランキング入りを果たした。負けた相手は寝技師ジミー・フリックと、プロアマ無敗の最年少ランカー・ムハンマドモカエフ。バックボーンはレスリング。UFCで判定勝ちした4試合では、計24回(1試合平均6回・1R平均2回)のテイクダウンを奪って勝利している。32歳。

カーフを蹴るダーデン。ウランベコフもカーフを蹴り返すが、ダーデン飛び込んで右オーバーハンド。さらにカーフ。しきりにカーフを蹴るダーデン。飛び込んでダーデンだがそこに右がヒット!ゆっくりダウンしたダーデン。ウランベコフギロチン!前の試合のように絞めるが、ダーデンなんとか上を取り返す。しかしフックスイープで返したウランベコフ。ダーデン立ったがそこに膝を入れる。ダメージがありそうなダーデンだが近距離でパンチを出していく。ウランベコフ四つに組んで首相撲。引き剥がしたダーデン。ウランベコフがパンチで攻めるが、間合いが近くダーデンのパンチもヒットしている。組んでケージに押し込んだダーデンだが、四つから投げたウランベコフが上を取る。ガードを取るダーデン。ウランベコフがパウンドを落とすと背中を向けて片膝立ちに。両足フックしたウランベコフ。スクランブルで逃れようとするダーデン。チョーク。顎の上で絞める。なんとか外したダーデン。ホーン。

1Rウランベコフ。

2R。詰めるダーデン。パンチを入れる。ウランベコフ飛び膝。しかしすぐにまた出るダーデン。組んでケージに押し込んだが、ウランベコフまた四つから投げてテイクダウン。組みが強い。ダーデンの下からの十字は読まれている。また背中を向けて立ちに行くダーデンに足をフックして四の字バックに。背負ってたったダーデンにチョーク。入っている。なんとか引き手を掴んで外したダーデン。微妙に足の指をケージに引っ掛けているウランベコフ(反則)。レフェリーに注意される。やや下がってきた。しかしチョークに入った。そのまま後方に倒れ込んで絞める。タップアウト!

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