PANCRASE340:第12試合・河村泰博 vs. 透暉鷹

バンタム級王座決定戦5分5R。河村1位、透暉鷹2位。

河村は2020年までパンクラスを主戦場としていたが、翌年からNEXUSに参戦し、2試合目でタイトルを獲得。しかしVTJでは佐藤将光に1RパウンドでKO負け、RIZINではアラン・ヒロ・ヤマニハにグラウンドで一方的にやられて完敗。NEXUSでは4戦全勝3一本勝ちだったが、正直相手のレベルがワンランク下だったことは否めない。しかし今年9月に3年ぶりにパンクラスに参戦すると、ランキング1位の井村と対戦。テイクダウンされた体勢から、3試合連続となるダースチョークでの一本勝ちで、いきなりランキング1位となった。試合後にはNEXUSパンクラスの対抗戦をやってほしいとアピールしている。32歳。

透暉鷹は昨年7月にフェザー級暫定王座を獲得。12月には現GLADIATOR王者のパン・ジェヒョクの打撃とテイクダウンディフェンスに苦戦し、3Rにようやくテイクダウンだからコントロールして薄氷のスプリット判定勝ち。その後、両肘の関節鼠の除去手術でブランクが空き、今年8月に階級をバンタムに落とすために王座を返上した。以前から、体格的にバンタムが適正と言われていたとのこと。バンタム級での初戦がいきなり王座決定戦となる。フェザー級では圧倒的なフィジカルを武器にしていたが、減量しても維持できるか。27歳。

ハイを入れた透暉鷹。シングルレウッグで倒した。河村がまた下からダースを狙うが、透暉鷹すぐにサイドへ。下からセンタク挟み。河村そのままアンクルを狙うが、逆にセンタク挟みは入っていないか。外れた。50/50から足関を狙う河村。膝を抜こうとする透暉鷹だが抜けきっていない。背中を向けて外そうとする透暉鷹のバックを狙う河村だが、透暉鷹さらに半回転して押さえ込んだ。マウントになっている。肩固め。サイドに出て絞める。耐えていた河村だが落ちた!

透暉鷹二階級制覇達成。

河村も下からの仕掛けでヒヤッとさせる場面はあったが、最後は透暉鷹に上を行かれた。

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